堀井On-Line



8169,閑話小題 〜つれづれに… 怖ろしい動画

2023年09月04日(月)


   * 動画は連日のように、怖ろしい現実が…
 動画は、現実を生々しく私たちに現実の生々しさを伝えてくれる。
映画で主役が一時的に、長期服役刑務所の内部を背景にした生々しい後景を
写しだす場面がある。先日、垣間見えたのが、マフィアの服役者の映像。
それは、生々しい画面である。白いパンツ一つの入れ墨の1000人位はいようか?、
奴隷というより、家畜のような扱いを受けている映写。その周囲は完全武装の
看守人が見守る。受刑者の頭から足先まで、入れ墨が掘られている。移動には、
上半身を屈めて、小走り走る。その姿は、ギャングと言うより、怯た子羊のよう。
生傷が彼方此方に見受けられる。中国・ウィグル地区の虐殺、弾圧?の実態を
窺える場面でもある。移動の歳には、目立つ墨モノの受刑者が、ピックアップされ、
別部屋に隔離される。中国などの共産圏の凄ましい弾圧は、こんなものか…
国内でも、病院、刑務所の実態も、こんなものと思われる。病院の待合室でも、
その一部が垣間見ることが可能である。

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7841,閑話小題 ー国葬問題で、自民党が惨敗に
2022年09月04日(日)
   * 何故か世界は不思議な事態に
 この何とも言えない不思議な感覚とは何かが説明不能なところがある。
ロシアの断末魔の醸し出す空気だろうか・・・ 政治的には私レベルでは解説不能?
ロシアが最後の導火線を平然と踏み、さあ、如何する?と挑発しているような
危険な状況。北朝鮮を親指人形として試行錯誤した上の下地があるため、強かだ。
プーチンも、このまま引っ込めば政治的には消滅してしまう。ドウナルコトカ!
ロシアにとって日本が狙い目! アメリカに魂の何を抜かれてしまった国。
 ー
   * 参議院選挙は、自民党の惨敗に?
 岸田首相も、こおのちょっとした判断ミスで混迷を招くことになった。
ロシアのプーチンの汚れた空気の影響である。保守本流も濁ってきた。
誰がみても、吉田、佐藤と比較可能の人物ではない。それも数段である。

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7507,閑話小題 〜菅首相の不出馬について
2021年09月04日(土)
   * 名官房が、名首相たり得なかったわけ参議院選挙は、自民党の惨敗に?
  何処の世界にも、トップと参謀役者は違うもの。菅官房長官は合格だが、
名首相たりざるを得なかった。 影役者(参謀)が、表舞台に現われたら、
その黒光りが消え失せてしまっては、何にもならない事例として末代まで残る
逸話になる。それと、オリンピック開催を中止できなかったことが致命傷!
安倍政権の負の遺産に押し潰されてしまった。横浜市長選で、大物?保守系
候補が、ことごとく大敗したのは、民意を無視したため、次期総選挙の
保守系の大敗は明らか。
 ―― 
  * 菅首相、辞任へ 自民総裁選に不出馬表明
          〜「選挙との両立は莫大なエネルギー必要」
  まずは、ネット記事より…
< 菅首相は安倍政権を官房長官として約7年支え、安倍晋三首相が持病悪化で
 辞任した後の昨年9月16日に第99代首相に就任した。新型コロナウイルス感染
 拡大で、対策が後手後手だと批判を浴び、内閣支持率が低迷していた。 >
 ―
▼ 解らないでもないが、野党が酷い。この混沌とした中では、小池都知事でも
シャッポに巻き込んで連合を組むのが筋立てとしてベストだが、このコロナ禍
では、苦労を背負いこむことに…。それなりのバックが必要になるが、彼女には
ドダイ無理の話。 問題は安倍が残した問題の残務整理。オリンピック開催と、
コロナ禍を乘り切るエネルギー。それをカタチとして提示して、処理をするのが
政治家の役割。コロナ禍で弱体化した国内の経済を立て直した上に、コロナ禍の
災害からの復興… さて如何なることに! さらなる動乱に入ってしまった!
繋ぎで、これなら勝てそうな石破、河野辺りですか。

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7113,閑話小題 〜失うものは何もない ―2
2020年09月04日(金)
    * 身近な人の…‘失うものは何もない’
 身辺に、「失うものは何もない、その先に宝の山がある いけー!」ような
人物が存在する。 私が知る限り、幸せという面から右に出る人はいない。
宝の山は「楽しいコト」。 日祭日以外の8割方は、ジムとか、友人とつるんで、
昼飯に… 雨が降れば、録りだめのビデオか、iPadを黙々とみて、晴間を考える
準備になる。とにかく、毎日が楽しむためにあるような! 時どき注意をすると、
「家で暗い顔で鬱鬱としているより、ズーット良いでしょう!」と言われれば、
返す言葉もなし! 擦り込みが少ない為、失うものはなし! その先にある
「宝の山」で楽しむのが至極当然のような。 高級料理などの拘りはなく、
格安のランチの食べ歩きで充分。ただ、地味な零細企業の長女のため、時代の
流れに敏感。特に「コロナ禍」には敏感。とはいえ、生活実感が全くなし。 
誰の心の中にある?…『私は特別な存在!』が、過剰なだけ! これは彼女の
家系から発生している。10年程前に亡くなった母親が、同様。…そうなるには、
それなりの理由があるとしても『こういう一生もあるんだ!』を地にいっている。
私も何時の間に身についてしまった? ‘何があっても、まず逃げ道を確保する
生き方’がベースにある。 それが、限界を決めてしまう欠点があっても、
本来さほど、人間は強くはない!
 ―
   * 異常事態が正常とは、これ如何に?
 この数年来、秋口に過って無かった天変地異が起る! オゾン層破壊による
温暖化が太平洋の海水を吸い上げ、東南アジアに災害をもたらすケース… 
時の権力者は、その事実から目を叛けて、対策に消極的。権力基盤に大した
利益にならないためだ。そして、この様である。これだけは、甘んじて受容する
しかない事態! としても、人類は何をしているのだろうか!
 〜台風を検索すると…
【 台風は、そのエネルギー源は海から蒸発した水蒸気。熱帯地方の海に強い
 日差しが照り付け、海水温が上昇すると、海水は蒸発しはじめ水蒸気となる。
その水蒸気は暖まった空気とともに上昇し、上空で冷やされ、再び水に戻り、
雲になります。水蒸気は水より大きなエネルギーを持っているため、水蒸気から
水に戻るときに余分な熱を吐き出します(凝結熱(ぎょうけつねつ))。
この凝結熱がまわりの大気をさらに暖め、連鎖的に海水の蒸発を盛んにさせて、
台風は自力でどんどん強力に発達していきます。 こうして発達した台風は、
ひとたび日本に近づくと暴風・大雨・高波など甚大な被害をもたらします。
そのエネルギー量は莫大で、一説には一個の台風で4500京ジュール(ジュール
とは熱量の単位、1ジュールはおよそ0.24カロリー)に達すると言われている。
これは世界で使うエネルギーの約一カ月分に相当するといいます。 】
これだけのエネルギーを陸上の水蒸気から得ることは極めて難しいため、台風は
陸地で発生することは無く、海水の蒸発が盛んになる海水温26度以上の海域で
しか発生しないと考えられます。 】

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6746,読書日記 〜「魂の」思想史 ―2
2019年09月04日(水)
            <「魂の」思想史/ 酒井健著 >
 投稿者の概略が内容説明より明快であることが多い、
その一例である。もっとも、この本の、何れのページを開いて読んでも、
大元に直接、繋がっているような感じがする。良い本とは、えてして、
そういうもの。 そこで試しにページをランダムに開いてみた。P38である。
その紹介は後半に紹介するが、成るほど、深く立ち入っている。

   〜Amazonのフォロアーの感想より〜
≪ ◉ 大きな魂の現れに魅せられた思索者たちの言葉に感じ入る  
                         2015年6月10日
「大きな魂の現れに魅せられた思索者たち」を手がかりに、哲学者・芸術家
といった人たちの言葉を、著者が気の赴くままに訪ね回る本です。
扱われるのはソクラテス、ゴッホ、ニーチェ、ボードレール、ヘーゲル、
シェリング、ノヴァーリス、ピカソ、岡本太郎、中谷治宇二郎、三島由紀夫。
この人達は心の底から湧き出てくるなにものかに魅せられ、独特の思索を
残しました。統一的な思想があるというわけではありません。
 しかし言葉の節々からエネルギーがあふれ、もやもやとした何かと格闘し、
その結果社会とは折り合いが悪くなった人が多く取り上げられています。
彼らを魅了した「もやもやとしたもの」は短く簡潔な言葉では十全に表わす
ことができないものであると言えます。それをタイトルでは「魂」という
漠然とした言い方にしています。

・ゴッホは内なる心に愛を求め、外に対しては自然界に神の現れを見出し
ましたが、悲劇的な死を迎えました。
・ニーチェは常に近代人としての自覚をうちに秘めながら、それでいて近代人
からすべてをなげうって外へと踏みだし、すべてを受け入れる運命愛をめざそう
とします。
・シェリングは啓蒙思想と古典主義に反発し、情念の自由や特殊性・不定形な
ものを賛美しました。自然界とは常に変化し人間を放浪するなにものだと考えた。
・岡本太郎は近代を相対化する視点を身につけ、例えば恐山で賽の河原において
生命全体の現れを見出します。

 近代の合理主義的な思想とは異なる、もっと大きく根源的で不定形な神性
すら感じられるもの。それらについて思索者達の言葉が引用されながら、読者
を深い大きなものへと誘っていきます。「魂」の概念は漠然としていますし、
扱われる内容も難しくはありますが、読み終えた後は漠然とした大きなものを
感じ取ることができると思います。≫
 ――
▼  ―魂を実体化するカルヴァン(p38)―
《『プシコパニキア』の中でカルヴァンは、人間の魂について、それまでの
キリスト教の不確かな見方を正して、はっきりした実体を与えようとする。
<他の者たちは魂の実体とは認めるものの、生命力といったものにすぎず、
 動脈や肺の生き吹きによって動かされていると。そして魂は、肉体なしで、
 生きられないため、人間が全面的に甦るまで、肉体と共に死んでいる、という。
 だが、私たちは、魂が一つの実体であり、肉体が死んだあとも感覚と知性を
 しっかり具えて生きていると主張する」(「プシコパニキア」) …
  … かってユダヤ教徒やキリスト教徒がアニミズムの霊魂感から神の魂を、
 人間の知性、感性に基づいて実体に立ち上げたように、彼はいま、人間の魂を
 人間に照らして明瞭な実体に、形ある生命体に、仕上げようとしている。
 しかし、それもゴッホの教会のように、そのような人間の作為も滅んでいく。
 ユーゴの言葉を借りるなら、様ざまな宗教は過ぎ去っていくが、神は在り
 つづけていく。その神とは、人間界と自然界に見られる生と死のとめどない、
 反復で、強いて言えば、そのような反復をもたらす生命力でしょうか。》

ということ。私たちの個々は死んでも、神様は生き続けていくということ。

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