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2009年11月15日(日)
一昨日の日経新聞のー経済教室ーで 「中小企業金融円滑化法案」を全面的に批判をしていた。 慶応大の桜川昌哉教授と、カルフォルニア大の星岳雄教授である。 日経に請われて書いた提灯論理としか思えない内容で、日経新聞の上から目線を自己証明している。 ポイントとして:貸し渋り対策で、過度の政府介入するな :問題は貸し渋りではなく収益の低迷 :政府支援の照準は・新規参入・産業再生に すべきという。 5〜6年前に、金融監督庁が執拗に銀行に入り込んで、弱体化している会社を潰すように指導し、 強引に整理をさせた時に日経新聞は当然のことと冷笑していた。 何を、この新聞社を載せるのだろうか。 そのころ日経新聞自体のスキャンダルで、内部が滅茶苦茶だったが・・ これで新規融資が一段と萎縮するというが、 上から目線の論法でしかない。 地方の現場から逆照射をしてみると、 「上からお金を流すのは構わないが、下の目線で資金コントロールするのは相成らぬ」と解釈できる。 「銀行サイドの床柱の姿勢を改めるか、改善しろ」という、どこが悪いと言うのだろう? 二番目のポイントしてあげた「問題は、貸し渋りではなく収益性の低迷」というが、リーマンショックで、 大打撃を直撃して低収益になっている弱者を、この法案で救済する、どこが悪いというのだろうか。 日本中の中小企業の経営者の99パーセントは、私の意見と思うが。この学者、「本筋は企業収益向上」と言うから驚き。 地方の企業は、そうじて売り上げが大よそ半減している現状が分かって、こういう空理屈を言っている・・・ 去年のリーマンショックからの金融危機は大災害、いや震災であって、企業収益の向上などと言っているケースではない。 大手銀行にあれだけの資金を投入したのは赦されているのに、この法案が日本の金融システム全体に対する不信感を 生み出しかねないと、一方的に言うのはオカシイ思わないのだろうか。 日経新聞の質の低下も甚だしい。 床柱、上から目線が、自分ではわからないのだろう。 もう一度いう、 「これは、大震災、それも100年に一度の大震災」。 都会の真ん中で理屈を捏ねている茹で蛙には実感できないのである。 それと、日経新聞もである。
・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ 2781, 世界同時不況 ー日本は甦えるか −2 2008年11月15日(土) 文藝春秋の12月号の特集「世界同時不況 日本は甦えるか」−2 ーまずは前回の対談の、続きの要所を抜粋する。
・なぜパーナンキFRB議長やポールソン財務長官がリーマンを破綻させたのか。 思いつく最も説得力のある答えは、 金融機関の不良債権を買い取らせるとうポールソン・プランを認めさせようとするショック療法だった。(竹森) ・三菱UFJ銀行から1兆円の融資を受けたモルガンスタンレーが、冬のボーナスのために六千億の金を用意しているという。 ・そう簡単に次の機軸通貨は現われない。現に、円を除けば、他のどの通貨に対してもドルの価格は上がっている。 但し、円だけはありあえない。 ・アメリカの国債を買うしかないのは日本だけしかない。オイルマネーは非常にケチ。中国には、その力はない。 ・現在、アメリカは基本的に弱くなっている。しかし、日本はきわめて世界から見たら特殊な国である。 端的にいえば、日本は千五百年間、一度も外国に侵略されてない。こんな国は他にはない。 その意味で、これからは第二の維新・開国の時代を迎えている。 ・グローバル化によって、新興国は1960年代の日本の3,4倍の速度で近代化している。 これからは、新興国の人から預金を集めて、中小企業にきちんと貸すリテール中心の銀行であり、 彼らに買ってもらう安価なカラーテレビや自動車である。 ・新興国が消費の中心となると、従来の多機能、高品質、高付加価値の商品戦略は成立しない。 日本が過って1950年〜60年代に手がけた安価な商品をつくって競争するしかない。 生産技術の水準を落とすのではなく、多機能を止めて、価格帯を下げればよい。 ・国内では、これまで手がけてこなかった、セクターに支援を行うべき、 例えば地方であり、中小企業であり、農業を初めとする第一次産業である。 農業といっても、農業土木ではなく、農業自給率を60%にするような本当の農業再生である。 −−− 以上から考えられることは、一度徹底的に、近代資本主義を破壊して、ゼロからやり直すチャンスと説いている。 これほど情報機器が発達した現在、そこまで破壊した場合、立ち直れるかどうか疑問になる。 しかし、一部の金融機関の連中を代表とする勝ち組とかいう質の悪い連中の淘汰は本格化するのは良いことである。 この一連の金融危機は、世界恐慌の序曲であり、5年や10年では片付く事態ではないことは間違いない。 企業サイドの経営の問題は、これから発生することになる。 まずは倒産の暴風と津波が果てしなく続き、 失業問題、社会問題、国際間の争いが、波状的に押し寄せるのである。
・・・・・・・・・ 2007年11月15日(木) 2416, よく生きる −1 ゜+.(ノ*・ω・)ノ*.オハヨオォォ☆゜・:*☆ 池田晶子と陸田真志との対話集の中で、ソクラテスの{ただ「生きる」のではなく、「善く生きる」べきである。} という問いが語られていた。 何か解りやすい本がないかと図書館で調べたら、やはりあった。 哲学者の 岩田靖夫著「よく生きる」−ちくま新書 である。 目を通すと、「はじめに」の要約が解りやすい。 これで充分といえるほど簡潔で、知りたい全てがそこにあった。 それを要約をすると、 1、幸福とは、自己実現することである。 2、その自己実現は目的ではなく、条件であるが、その意味ではない。 目的は自己実現したレベルでの他者との邂逅である。 3、その中でも、挫折、病気、死などが待ち受けている。それを解決できるのは宗教しかない。 それぞれの神という根源の元に帰るという確信こそ、人の求める究極である。 4、我われは、そういう人々の社会の中で生きている。そこでは自由と平等が求められる。 その仮想がユートピアだが、理想として追求するのが求めるべき人間の姿勢である。 さらに表紙裏の説明文が更に簡潔であった。 ーまずは表紙裏ー 「よく生きる]これは、時と所を問わず、人間にとって究極の問いである。 人は強くて、同時に弱くなければならない。人は強くなければ自分の存在を守れない。 しかし、それは動物としての生存の維持である。人は弱くなったとき、他者の心を理解し、 他者と真の交わりに入り、存在の根源に帰入する。それが人の幸せである。 古今東西の哲学、宗教、文学を通して、人間のこの真実を明らかにする。 ー次に表紙の下に書いてあった文ー 動物のように生存欲のままに生きっづけることが人間の生なのであろうか。 それとも「人間の生」は「人間らしい生」でなければならず、それが「善く生きる」 ということではないのか。目前に迫った死刑執行という切迫した時間の中で、 ソクラテヌはクリトンを相手に「人間にとってのこの究極の問い」を再度問うのです。 ーーーー 本当に良い本は、「簡潔に簡潔に書こう」という著者の気持ちが伝わってくる。 簡潔になればなるほど、 中心点に近づいていくからである。真理を追究していれば、その中心に向かっていくしかない。 だから、より簡潔にしていく中で、真理のより深いエネルギーが湧き出てくるのである。 「人は強くて、同時に弱くなければならない」という言葉が良い! ホンジャヾ(。´・ェ・`。) Bye! つづく ・・・・・・・・・ 2006年11月15日(水) 2052, 新潟は今・・ (+>∀<+)ノ おぁはは〜ようさん! このHPを見ていれば解るように地方経済は重苦しい状態がつづいている。首都圏のような明るさの気配は全くない。 駅前ホテルと飲食店、そしてタクシーは特に地方の景気に敏感である。目立たないが、飲食店の廃業の話が連日のように 入ってくる。一ヶ月ほど前には新潟駅から直通のワシントンホテル(300室)の撤退のニュースである。 シーズンが変わる度に、夜の繁華街の人通りが少なくなっている。もう誰も不景気とボヤク人もいなくなった。 その中で一部だけ良い店があるからだ。今風にして、ほんま物を廉価にして、互いの姿を見えないようにした隠れ居酒屋は、 それなりに入っているからだ。 それが出来ないところは自然消滅しかない。ところで、新潟市内のタクシー業界では 来春から一斉に完全歩合給に入るという。もし事実なら、タクシーの運転手も暇で仕方がないとぼやいてはいられない。 長岡でも新潟でも給料の話すると「固定給12〜3万+歩合給=15~6万円で、手取り13〜4万。それに、家内のパートで 8万円、合計20万で親子3人で暮らしてますよ。今さら働くところも無いし、辞めても直ぐに誰かが入ってくるし・・」 という返事が返ってくる。それが来春から完全歩合給になるというから、運転手も目の色が変わりざるをえない。 「個人タクシーが成り立っているのだから、完全歩合給も成り立つはず」という理屈も成り立つが・・・ 15年ほど前に、札幌でタクシーに0時ごろに乗ったとき、運転手に「深夜の勤務は幾らほど出るのか?」と聞いたところ、 その返事に一瞬にして酔いが醒めてしまったことがあった。「札幌はね~、最悪の景気なの。私も問屋を倒産させてしまってね〜 最後の生き残りをかけて運転手をしているの。といって今さら正社員じゃ無理なの。 夜のタクシーは、殆ど私と同じ立場の 中途半端の中年が小金を稼ぐため、タクシー会社と契約して夜間だけ車を借りているの。 客を拾えなければ収入はゼロだから必死。 何処で客を拾うか、ハンターと一緒で勘が頼りなの。とにかく生きていかなくてはならないからね〜辛いよ!」今でも、 その時の情景をリアルに憶えている。完全歩合制は、それと同じ状態に全ての運転手がおかれることである。 固定給のベースを割る車が出始めてきているのだろう。数年前から始まったタクシー自由化と、不景気が背景にあるのだろうが。 私自身を考えてみても、タクシーを乗らなくなった。飲んでも、酔いさましのため、酔いの勢いを借りて歩いて帰ってくる。 十年ほど前から、特に古町の飲食街に行かなくなってしまった。 高いし、以前ほどホステスのプロも少なくなったし、 タクシー代はかかるし、機会そのものも少なくなった。新潟駅前で一軒の店に3時間ほど粘って帰るのが殆んどである。 まあ、燃やせば骨も残らないほど飲んでしまったし・・・ (。^0^。)ノサイナラ! ・・・・・・・・・ 2005年11月15日(火) 1687, 新潟県 「2010年問題」
最近、新潟県でも「2010年問題」がささやかれだした。 新聞で断片的に取り扱われていたが、朝日新聞新潟版・土曜特集に報道していた。 ーポイントくをまとめてみると φ(・ω・ ) ・北陸新幹線の金沢までの開通が、2014年、富山までの開通は、2010年。 [2010年問題]といわれるのは、2010年の方が、[呼びやすい]という説もあるが、 富山までの開通でも新潟県に甚大な影響が予測されるためだ。 (=_=;) ・この開通で、北陸新幹線が幹になり、上越新幹線が枝になってしまう可能性が大である。 ・上越市経由のため新潟県上越地区が新潟県から分断され、金沢・富山圏に組み込まれてしまう。 北陸自動車道の開通と重なっているから事は重大だ。 ┐(´ー`)┌ ・金沢市と富山市と福井市が至近距離にあり、新潟県と後背人口と観光資源が圧倒的に違う。 このことは新潟県にとって大問題にあり、新潟が間違いなく横丁になってしまうことを意味している。 これに対して、新潟県が出来ることといえば 新潟駅の連続立体交差事業位しか手がうたれてない。 日銀の新潟支店長を前県知事に選んだ、県民の致命的ミスの結果である。 県知事に日銀支店長を選ぶセンスが最低であるが、今さら何をいっても仕方がない。 ( ̄ω ̄;)!! 30数年前になるが金沢に一年半ほど住んだ経験があるので、新潟と金沢の民度と後背人口と観光資源の差が 格段に違うのを実感している。間違いなく、幹から枝になるだろう。 裏日本の裏横丁ということか! ""(_ _,)/~~" 新幹線の新潟飛行場への乗り入れが、大きなポイントであろう。日本で新幹線の飛行場乗り入れは新潟しかできない。 新潟駅〜飛行場間は単線でもよい。飛行場乗り入れは世界でも初のケースになる。 佐渡や中国への飛行場にも、上手くアクセスすれば面白い。 さらに新潟駅立体工事も前倒しをすべきである。 それにしても、前の県知事は何をしていたのか?誰も最?の政治家だったことさえ気がついてないから始末が悪い。 優先順位が、まず飛行場乗り入れだったのだ。 それと駅の工事である。 (^_^)/ パーか? ・・・・・・・・ 2004年11月15日(月) 1322, PDPTV −2
2年前の今日、PDPTVについて書いていた。そこで、この2年間の感想と実感を書いてみる。 値段の値崩れが、思ったより少ない。50インチで年15〜20?下がっていれば、40〜50万円位のはずである。 (字数の関係でカット 09年11月16日) ・・・・・・・ 2003年11月15日(土) 955, 自分づくりの文章術 ー読書日記
毎日、書き続けていると、自分の中の見えない自分や忘れてしまった過去に愕然とすることがある。 暗黙知を形式知に置き換える作業を毎日コツコツしていると、それが暗黙知の中にある自分を引き出し、直視することになる。 その点で書くことが無くなるまで?書き続ける効果は絶大である。 書くことが無くなるまで書くと、そこから暗黙知の中の本筋が出始めるからだ。 いまひとつは、分類コーナーに投げ込んだ文章を改めて読み返していると、何気なく書いている文章の蓄積が、 違ったものとして存在をしているように感じる。 もう一人の自分が、独立をして存在していて、 自分の知らない自分を見ている感覚になる。 分ければ資源、いやその蓄積が資源になるのだ。 以下の本は、1000近く随想日記を書き続けて、文章に対して言いたいことの全て、その数十倍のことが書いてある。 その遙か多くの文章を書いているからだ。アマチュアとプロの差は、如何にもならないのだ。 いや素人とプロの差だ。 ホームページを立ち上げ、毎日「テーマ随想日記」を書き出して二年半経つが、「自分づくり」というのが、ズバリ言い当てている。 毎日毎日、コツコツと自分をつくっている、いや自分の世界を広げている感覚である。その手ごたえが無ければ続かなかっだろう。 ・・・・・・・・ 「自分づくりの文章術」 清水良典/[著]出版社:筑摩書房 (字数の関係でカット08年11月15日) ・・・・・・ 581, PDPTV - 2002年11月15日(金)
PDPーTVを先週に居間に入れて6日が経つ。設置に3人で5時間以上もかかった。パイオニア製で50インチ。 それにソニーの音響システムを組み合わせて税込みで76万円だった。 あと半年で3割は下がるだろう。 半額はローンにした。 さすがに迫力が違う。 相撲などは音響も含めて会場にいる気分になる。 まだじっくりと見る時間はないが、今週末から見るつもりである。 コンサートや歌謡番組を夜電気を消して見ていると、その価値を充分感じ取ることができる。 あと15万を出すとソニー製の新型を買えたが、値崩れを起こし始めたパイオニアにした。 ますますお宅になりそうだ。 何か凄く豊かになったような気分だ。 あと数年がたつと、PDPや液晶から有機TVが出てくるそうだ。ソニーはそれに絞って商品開発をしているという。 こういう時代に、遠出をしないでカウチポテト族になっているのに丁度よい代物だ。 それとこのパソコンが。 つまらないスナックで飲んでいるより居間の方が刺激的だ。 ただ集中度が高まるので疲れるのも事実だ。お勧めはあと半年経つと1インチ1万円に下がった時だろう。 それも部屋によっては42インチあたりでよいのでは。車を小型や軽にしてTVやパソコンにシフトしていく時代だ。
・・・・・ 「222」ベトナム旅行記−1 2001/11/15 1、−オートバイ社会ー 驚いたのは街にオートバイがあふれている事である。 一家に一台の普及率で、50CCまでは免許がいらない。 それに 2〜4人が乗っており、フルスピードで街を駆け巡る。 よく事故がおきないと思えるほど危ない。 おまけに殆ど信号がないのに、平気で十字路をお互い横切る,曲芸だ。やはり、いや当然事故が異常に多いという。 ー今から10年前の中国が自転車社会であったが。今もそうか!? 2、活気に満ちてるのも、自由経済の導入の為か。ドイモイ政策で7パーセントの経済成長。 これでかなり物質的に豊かになった。 国民がアメリカ、日本に目がいっているという。 3、80パーセントが農業人口で占められとおり、貧しい中でも何か最低限の生活が保障されているのが解かる。 4、昭和30年頃の日本に都会は似ている。 5、貧富の差があまり感じないのは、好感が持てる。 6、人口は7800万、文盲率は20パーセント、給料は2万円とか。 仏教が60パーセント、イスラムは6万人とか。 学校制度は5、4、3,4年制だ。 7、ベトナム料理は美味しいことで知れているが、中国風ベトナム料理、フランス風べトナム料理があり、美味しい。 8、地方の風景は、日本のそれに似ている、水牛とアヒルが多くみられるのが特徴といってよい。 ー印象をそのまま書くと ・まじめな、仏教徒国、 ・農業が80パーセントの縦に長い国 ・失業率が17パーセントー社会主義から自由経済の過渡期にあっての混乱期 ・大体の国民は5時に起床、7時半より17時まで仕事 ・過去は数百年は中国、19世紀半ばより1954年までフランスに支配される。 ・そしてその後アメリカとベトナム戦争。100万人が死亡、200万人が不傷。 ・今は石油が発掘。輸出の1位を占めている。小さくまとまった国。 今回の旅行での出来事 ・中間あたりでーダナン。ハイホンで台風にあう ・ハロン湾で連れの人が目の前で、100ドル札の偽札の両替ーもちろん意図的につかまされる。
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