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2001年08月27日(月)
25歳のころ、金沢のいとはん(現北陸ジャスコ)にいた。
会社もおかしくなり掛け、西友と資本提携し会社全体が暗い混乱状態であった。
当然中途採用で、お互いの疑心暗鬼等でいやなことの連続であった。
2度目の会社でそう簡単に辞めることもできない追い詰められた状態であった。
その時本屋で大本教の出口王二三郎の本に虎穴問答があった。
「虎穴におちてしまった、逃げ出すことができない、でも助かる方法ひとつある。 なにか?自分から食われてしまう事だ。そこには愛と誇りが残る!」
第二次大戦のとき、大きくなりすぎた大本教の弾圧が始まり、裁判で自分の
弁護にこの問答を裁判長に言うくだりの話であった。
追い詰めれどうにもならない時は、その運命に積極的に身を委ねてしまうことだ。
今まで色々な事があったが、このとき得た体験とこの問答は忘れることができない
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