2001年05月17日(木)
ドッグファイト 3月末いつもの土手を散歩をしていると、顔見知りの人が今年もツバメが今日来てますよと声をかけてきた。バイパスの下のトンネルの蛍光灯の上に7〜8個ツバメの巣がある。、十数年来この時期になるとやってくる。そして春の到来を実感する。なるほど十羽ほどが飛びまわっていた。なにか異様な雰囲気によく見ると、ツバメと雀が入り乱れて飛んでいる。数羽の雀がツバメを追いまわしているのだ。もちろんその速さが違う、またそれが可笑しいのだ。巣のほうを見るとツバメが巣の中の雀と戦っている最中。しばらくすると中の雀がそのツバメをおいかける。そのくり返しのようだ。近くに10羽くらいの雀がきて時たまその争いに加わる。しばらく見ていたらツバメがいなくなった。雀が勝ったのだ。毎年雀のツガイが、その並んである巣の隅に住んでいたのは解っていた。よくこんな近くで住めるものだと感心していたが、今年は雀が反撃に出たのだ。その2−3日後一度やはり同じような事があったが、今年はそれっきりツバメの姿を見ることはなかった。その後1ヶ月位2羽がトンネル両側で見張りをしていた。10年来もちろん初めてのことである。誰かにそのことを話したら英語でドッグファイトというらしい。異種間の群れ同士の争いは何処でもある話でそう言うらしい。以前NHKスペシャルでライオンの群れとリカオンの群れの死闘のドキュメントを見たが、今でも鮮明に記憶でのっこっている。最後は後者のボスが若い雄ライオンに殺されてライオンの群れが勝ったが。
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