股・戯れ言
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男は(余裕のある)服部 女は(キモいことを断言する)まごころ

何度も何度も書いているけれど(この日記はこれを主張したいためだけに書き続けられている日記なのかもしれない、と自分で錯覚するほどだ)
女性という生き物は
「気持ち悪い男に人権はない」
という考えにおいてぶっとく束ねられている生物群なのです。
女性にもさまざまな種類や上流や下流や勝ちや負けだのいろいろあるが、すべての女性は月に一度の流血(初潮さん前の女の子も上がってしまった人も含む)とこの考えを必ず持っているんだ!これは断言できる。
どんなに心がピュアで菩薩のようで清純そのものの女の子であろうと一皮めくれば、気持ち悪いものに対しては「気持ち悪い」ってはっきり言うから。そう、安達哲の傑作漫画「さくらの唄」の仲村真理はほんとうにほんとうにリアルな女なのだ。(読んだことない人は必ず読むべき)


で、これも結構定期的に書いていることなんですが、私は男の人には心の広い人が多いと思う。理由はただひとつ。
気持ち悪い男に寛容だから。
うちの会社にも大変気持ち悪い男がおりまして、どういう風に気持ち悪いのかというと


・顔がブサイク
・服のセンスが酷い(決めファッションはウエスタン)
・不潔(机汚すぎ。実際に不潔であることよりも不潔感がすさまじい)
・男だけで徒党を組みたがる(自分が親分になりたくてたまらない)
・いい歳こいて「会社で2人1組を組む時は〜」みたいなことを気にする
(自分があぶれないように、入れ込んでいる男にはベッタリ)
・自分の意見に賛同しない人間には無視→ハブという低レベルな報復
・女と目を見て喋れない
・そのくせ好きになった女に一方的にプレゼントを贈り続ける(モノで気を引こうとする)
・話をほとんどしたことなくても「あの子と将来結婚する」などと言いふらす
・一方的なメールを送り続け、非常にしつこい
・マンガはジャンプの話しかできない
・やたらと戦国武将の話に喩えたがる
・「好きなパンクバンドはハロウィン」という時空とレベルを遥かに超えた解答
・歩く時にシャドウボクシング
・今時「モテる為に」日サロ(すさまじい時代遅れぶり)
・過去の恋愛遍歴は捏造


私を「心の狭い人間」だと思わないでいただきたい。
ブサイクは決して気持ち悪い男ではない。ブサイクであってもナイスガイは沢山いる。(そもそも友人らに言わせれば私がかっこいいと思う男は大体ブサイクなんだそうだ)「男は外見じゃなくて内面だ」というけれど、それはその通りだと思うんです。外見よくて中身サイテーの男も山ほどいるからな(そういう男は大体だめんず)
しかし世の中には外見も酷くて内面も酷いというものが存在する。神は二物どころか一物も与えないことがあるんだな。
これはその気持ち悪い男を知ってる女すべての証言をトータルしたものであります。
キモ男に好かれてしまった女性は皆声を揃えて「ストーカー」と断言したし、私はこいつのうんこ以下の「男のプライド」とやらに「貴様のような輩」などと言われたから。バレンタインに貰った義理チョコを本命チョコと勘違いした、ということから己を護るためだけのくだらねえプライド。恥を知れ恥を。
しかも過去にストーカー行為をされていた(本人はそのつもりがないから厄介だ)女の子がいるのですが、最近聴いた話によると別の男性にその女の子のことを「昔付き合ってた子」と吹聴していたらしい。怖いよー。脳内ノート書き換えてるよー。慌てて訂正しちゃったよ。
こいつは人類史上稀に見るバカなので「俺は俺の生き方を変えるつもりはない」(実際に言っちゃってた。こういうこと言って自分に酔っていること自体気持ち悪い)らしいので一生もてることとは無縁の人生を送るつもりらしい。まあ、変えようが変えなかろうが気持ち悪いことに変化は起こらないのでどうでもいい。一生気持ち悪い男やっとれよ。まあ、一生気持ち悪い男=人権ないうんこ以下人間とすべての女性には見られ続けるんだけど。
私がよくわからないのは、そんな人権ないうんこ以下人間にやさしい男性の方々が多いことである。
こいつがベタベタすることを受け入れ、クリスマスだの誕生日だの「ひとりで過ごすのは寂しいから」という時は一緒に過ごしてあげ、徒党の一員に任命されたら一緒に居てやるという具合なんである。合コン開いてあげたりもするらしい。
おいおい、合コンは接待じゃねえんだぞ。相手の女の子たちに失礼だろうよ。
女なのだからすぐに「気持ち悪い男」スカウターが作動して「げーこの合コン最低」と思うだろうよ。
いったいなんでそんなにやさしいのかよ。「イジメ、かっこ悪い」というゾノ的博愛精神の表れなのか。いや、いじめやってんのはむしろこのうんこのほうだからそれはないと思うが。

で、最近気づきました。
このうんこ男に優しい男性たちというのは
・既婚
・彼女持ち
・上記のどちらでもないがモテる人
だったのです。要するに余裕がある人ばかりなのだ。
目からウロコであったね。女性向けアンケートの「好きなタイプは?」という項目で「やさしい人」だの「背が高い人」だのに混じって「余裕がある人」というものをよく見るけれど、余裕があるっていうことは本当に重要なことなのだ。「俺はこんなに頑張っているのに!」「俺はこの先どうなるんだろう」と考えすぎて一日オナニー3回くらいやってしまう男って余裕ないもんなー。これは男に限った話ではないが。そして余裕ない男ってもれなく気持ち悪いもんなー。まあその余裕のなさもわかるのだが(何を隠そう私は余裕がない女だからな。ああ自分で自分が気持ち悪い)、余裕こそが心の広さなのだなあと思う次第だ。
思えばわたくしもこいつ気持ち悪ィって思う男は(前述のうんこ男以外の最近のサンプル)

・ホモでもないのに男にベタベタしている男(ブサイク)
・ぶりっこというか媚びてくる男(ブサイク)
・女にやたらと偉そうで「やらせて」オーラ出してるくせに紳士ぶってた喫煙所で見かけた男(ブサイク)

なんかだったからな。見事に余裕がない男だらけだ。ブサイクってのは私が思うだけで周りから見るとそうでもないらしいんだけど。あ、偏見丸出しで申し訳ない。しかし気持ち悪い、と感じたらその時点からどんなイケメンだろうとブサイクに見えるんだよこれ女の生理現象。逆にブサイクでも余裕があるとものすごくいい男に見えることもある。最近だと鹿児島工業の今吉晃一君は五分刈りで17、8なのに鹿児島の焼酎ドカ呑みおいちゃんという具合でありながら「代打でありながらいいプレー発揮」「代打でありながらチーム全員の信頼すさまじい」「代打でありながらレギュラーを妬まない懐のでかさ爆発」なのでこの子はいい男なんだろうなと思わされましたよ。今年の甲子園は今吉がMVPだと断言。祐ちゃんって誰だよ。


という具合に余裕のある男の人ってのは素晴らしいわけだが、当の余裕のない男=気持ち悪い男がバカなので
「余裕のある男たちに付き合ってもらえている」
という状態を
「自分は人望があって皆に好かれている」
と都合のよい自己解釈しがちなのがなんともつらいところである。
そういえば「都合のよい自己解釈(勘違い)」てのも気持ち悪い男の特徴でありますね。これは余裕のある男たちの功罪であると思うよ。妻子と幸せにやりながら不倫している男みたいにも思えるな。そういう男の優柔不断ぶりによく似通っている。余裕があるうちはいいかもしれないが、そうやっておだててやってるとわけがわからないくらいに増長するぞ。増長しすぎて手が負えない状態になるぞ。
前述のキモ男も、すでに手が負えない状態なようで、付き合ってやっていた人が
「早く結婚すればいいのに」
とぽろっと漏らしていた。それは都合がよすぎるんじゃないのか。わけがわからないほど気持ち悪くしといて女に丸投げはできねえぜ。すでにすべての女から完全シャットアウトされるレベルの気持ち悪さなのだから。
余裕のある男の人たちにどうかお願い。気持ちの悪い男にあんまり付き合ってやらんでおくれ。
彼らに本当に優しく接するのならば、気持ち悪いモンスターにしないであげないと。


あ、気持ち悪いモンスターになろうが本当はどうでもいいのか。勝手になってろ、そんなの知らねぇってことなのか。
そう考えると男の人は別に心が広いわけではないのだなー。



参考までに過去に書いた気持ち悪い男に対する考察日記
http://www.enpitu.ne.jp/usr5/bin/day?id=54856&pg=20030327
http://www.enpitu.ne.jp/usr5/bin/day?id=54856&pg=20050420




そういえば先日、飲み屋で高岩を見た。
思ったより筋肉質じゃないのだなー。小さかったし(ジュニアだから当然なんだが)
同行の友人が動揺して「モチ系のおつまみ頼まなきゃ」と言い出したのが笑った。
藤崎も居ました。ああゼロワンじゃないかこれ、と思った。私は昔ゼロワン旗揚げ戦見にいったんだった。旗揚げ戦なのにゼロワン勢全員敗れたという試合でありました。それでも続けた橋本は懐の深い男であったよ。まさに余裕のある男。
それも5年前の話だ。たった5年なのに、橋本がもうこの世にいないなんて。
2006年08月26日(土)

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