股・戯れ言
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キューピッド&サイケ&遅れてきた青春デンデケデケデケ06

連日猛暑が続いております。汗っかきのわたくしにはたまらんです。
歩くだけで滝のよう。デブはつらい。
ダイエット?なんかもう忘れてた。
フジロックの時は暴飲暴食繰り返してたからなー同行の志の口癖が「腹減った」だったからな。つられて結構食っていたなあ。しかし3日目はさすがに肉と炭水化物を体が受け付けず、スイカやトマトを貪り食っておりました。カブトムシばりに。ザッツ焼け石に水。
とは言うものの、いちおう6キロくらい痩せたとこでキープしておるのです。目指せ10キロはもうちょいしたら再開するとしよう。泳ぎに行こうかと思ったが指を水につけてはいけないのでそれは出来ず。

そういや今年も甲子園見に行くぞ行ってやるぞオラと息巻いておりましたがどうにも無理の模様。今年も初出場無理かー
これ行けなかったらやべえなホント。今年の目標達成できねえじゃないかよー(この日記参照→http://www.enpitu.ne.jp/usr5/bin/day?id=54856&pg=20060106しょうがない、秋季大会見に行くか。



そんなあっつい日々の中、昨日はスクリッティポリッティの初来日公演に行ってきました。
グリーン・ガートサイド先生今昔物語

過去


現在


時の流れ歴然でありますな。
ま、わたくしは現在のグリーン・ガートサイド先生に断然萌えなんですけどね。
ライブでもこの半袖シャツにこのネクタイであったよ!どっかの外資のちょっとラフな管理職(専務あたり)にしか見えなかったよ!
そして客もリーマン率高し。会場はリーマンだけでなく、とにかく35歳以上率が9割を占めておりました。なんかすげえ。リーマンがあまりにも多かったので、なんだかこの公演は非常に

「取引先(外資)の専務が趣味でやってるバンドの発表会」

という感じだった。
とにかく演奏がヘタ。ヘタなのがグリーン先生だけでないのが余計に「趣味:バンド」感を醸し出していた。
ステージ上にはグリーン先生の楽譜をめくる係の男がいたりして、その人は楽譜めくるかタンバリン叩くかしかやってなかったからな。グリーン先生は「アンディだよ」などと紹介していたけれど。部下紹介かと。
なんでそんなに楽譜が必要なのかと不思議に思っていたのだけど、
「あれは多分、歌詞を覚えてなかったからだよ」
と言われて至極納得した。
途中でカバーしてた曲も私は知らなかったけどカバーっつうかコピー、専務ラップもがんばってみました(舌もつれたけど)という感じであったし。あとアンコールのぐたぐたぶりも歳だからバテちゃったよてな具合だったしなー
アンコールのために戻ってきた時に「楽屋で政治の話してたよ」などとオヤジギャグ(スクリッティポリッティてのはイタリア語で政治的文章という意味なんだと)を飛ばしててしょーもなかったなー



と書くと非常によろしくないように思われるがあの声だけは不変で素晴らしかったですよ。ソウルやファンクやりたいのにそれが実現不可能な座標軸180度真逆の声。そこがスクリッティの味なのだよなーホントに声がソウルフルでグルーヴィーだったら客層も曲調もすべてが違うことになっていたことだろう。今までだってダイナマイトなライブを沢山こなしてて、今頃ディナーショーみたいなヒット曲満載のライブをお仕事としてこなしてた人になっていたかもしれない。
で、ああいう声なんで汗ひとつかかない人なんだろーなーと思ってたらそんなことなく、顔はテカっておりました。
人間味があって素敵だと思いました。
そして、昔の曲を2曲程度しかやらなかった(ウッドビーズとスイーテストガール)のも実は私はよいなあと思いました。いや、もっとやってもいいとも思ったけどさ。
なんつうか、客は懐メロやノスタルジーを求めていたのにそういうの全然意に介さない(つうかわかってない)のがいい。大物であるなあ。聞けばライブをちゃんとやるのはこれが初めてみたいなもんだそうで、こんだけ大物にいうのはおこがましいが、初々しかったですよ。決してお仕事でライブやってるという感じが全然しないし。
今更だけどライブやってみたかったんだ、という初期衝動、いや50だから初期じゃねえか、中期衝動が感じられましたな。「第二の人生」という言葉すら浮かんだわ。
がんばれ専務とつい思っちゃったよ。
幾つになっても新しいこと始めるのっていいですな。というわけで私も指が治ったらギターを始めるのです。これも間違いなく中期衝動。(しかし指が未だ痺れてんのはなんとかしてーなーって神経損傷してるからしょうがないんだけど)



そういうすべてをひっくるめて、なんだかほほえましいライブだった。出来はよくないけど頑張ったね!次はもっと頑張ろうね!と言いたくなるような。取引先(外資)の専務(みたいなもん)だからそんなに馴れ馴れしくは言えないけれど。
しかしさっきも書いたけど、とにかくリーマン率が高くておしゃれな客ってのは皆無でありましたな。もうちょっと渋谷系の亡霊みたいなのを見るかと思っていたんだが。あ、1名ばかり「今時デトロイト・メタル・シティの佐治くんみたいな髪型だけど顔に皺多いなーしかもボーダー着てるとは!いくつだよ」という人を見たのですが、それは本物の渋谷系でした。元祖でした。むしろ現役でした。
渋谷系イズノットデッド。しかし時の流れは残酷よのう。



さて、これで8月は暫くライブに無縁になるなーと思っていたのですが、今、非常にメタモに惹かれております。コノノNo.1とか出るんじゃないか、知らなかったよ。
まあメタモは行けないかもなと思ったら、こんなのもやるんだね。
フェミクティにトニーアレンて!すげえな。そいからROVOて。朝崎郁恵さん見たかったんだよ。
デートコースはどうでもいいけど。

Mt.FUJI Calling in 山中湖 06
出演者:FEMI KUTI/TONY ALLEN/JAH SHAKA/DENNIS FERRER/ROVO/DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN/FLYING RHYTHMS/朝崎郁恵 etc…
9/30(土),10/1(日)
open/start: 9:00/11:00
山中湖シアターひびき
2日間通し券(3次先行割引)¥9500
駐車券(2日間)¥3000


ボロフェスタ行くつもりだったけどこれか朝霧いきたいなー
ポーグスにロンセクにスピアヘッドかあ。


まあ、来週はスナックwell歌夢があるんでね、是非遊びに来てくださいよ。このページでもお馴染みのサブカル酒蔵、喜久盛の酒販売もあります。呑め!呑むんだ!踊れ!踊るんだ!

2006年08月11日(金)

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