股・戯れ言
BBS

(いくつになってもどうて)いプレイする面子

フジロックまであと一週間ですよ!



って今の時点で実際にフジロックに向かって何かを準備したりしてないんですけどね。
何をしてたのかというと糞仕事とか部屋の大掃除とかしてました。大掃除はしんどかった!ゴミ袋15袋以上出たよ。この狭い部屋にどんだけ物が詰め込まれていたのかっつう話でありますよ。服も本も雑誌も容赦なく捨ててくれたわ。いや、断腸の思いでしたが。身を切る思いでしたが。週プロを捨てるのはしんどかったなー
しかもそんだけ捨てても部屋全体から見れば3割程度モノが減っただけで、相変わらず物質に囲まれて暮らしているわけですが。
なんつっても私の部屋は未だエレクトーンと机があるからな。それこそもういい加減捨てればいいのに。

そんな感じですが、学生時代の写真が大量に発掘されたり、捨てたと思っていたビデオが大量に見つかったり、なかなか収穫の多い掃除でありました。学生時代の写真はどれを見ても(中学、高校、大学問わず)アホな写真しかないのであった。無駄なポーズだらけ。
私の人生で同性の人間ばかりに囲まれる時期はおそらく10代だけだったろうから、今思えば貴重な時期だったんだなーそりゃそうだ、処女ばかりで群がっていた時期だもの。この時は自分がセックスする生き物になる(当時の感覚だと「なれる」)なんて思いもしなかったからな。青臭い感情は抱いたりしていましたけれどね、お恥ずかしながら。まだ携帯電話が普及する前だったんで、家の固定電話で長電話したりしたなあ、親に睨まれながら。家の電話代が大変なことになってたなー発信履歴を壁に貼り出されたりしたなー私が電話したところだけ蛍光ペンでマーキングされたものを。恥死するかと思った。


まあ、ダイレクト青臭系電話は数回しかしたことがないし、別に留守電に吹き込んだわけでもないのでちょっと違うのだけれど、アメリカンギターロックの元祖的存在であるリプレイスメンツ「アンサリング・マシーン」を聴くと胸がキュゥゥゥと締め付けられます。エモーショナルで煩いエレキギターのみの音のうえに苦しそうに呻く声、胸に溜め込むことがどうしてもできなくて吐き出される言葉。
感情がコントロールできない/押さえつけられない/でもどうにかしたくてたまらない感がこんなに表れている曲はほかにはない。アメリカンギターロック随一の珠玉の名曲ですよ。
で、歌われる内容はこうだ。
「どうやって留守電に『会いたい』って吹き込めばいいんだろう/どうやって留守電に『おやすみ』って言えばいいんだろう」
これは、留守電や固定電話に限らず、今でもメールや携帯で迷っていることであるよ。俺は絶対!青臭人間。というか童貞。←この言葉、自嘲でも馬鹿にしているわけでもないです。物事や事象に対して真剣に迷いすぎて一歩を踏み出せない状態のことを言いたかった。(こうやって説明しなければならないのメンドクセ)

リプレイスメンツは、不満や迷いをストレートに吐く歌詞も胸を一突きするような歪んだギター音も、それでいて美しいメロディ満載の曲もすべてが感情/情熱にまっすぐで、青臭くてガキ臭くて童貞過ぎて恥ずかしいんだけれど、決して否定や拒否はできないのよ。素直に同調できてしまうのよ。
その青臭さをどこかで共有したことがあるからなのか。いや、青臭さを抱くのがひとりではないという連帯感なのか。胸をキューっとしめつけられるような気持ちを思い出させてくれるからなのか。私が永遠の童貞だからなのか。


まわりくどく書いたけど一言で言えばリプレイスメンツは「甘酸っぱい」んだよな。
ただし酸味80%、でもほんのり甘い程度ですが。
酸っぱさは時に痛くて時に苦くて、時にしょっぱくもある。が、やっぱり甘いのですよ。時が経てば経つほど甘くなる。
それでもどの曲聴いても片目を瞑って顔くしゃくしゃにして「ぁあ〜」と唸らされてしまう。
そしてポール・ウェスターバーグ先生の声が渋いのもたまらん。「甘酸っぱい」ではなく「渋酸っぱい」が正解やもしれん。さらに言うとウェスターバーグ先生はお姿も渋くてかっこいいんです。




今年再結成していたことをつい最近知ったのですが、再結成後の曲もすんばらしい。21世紀にもなってリプレイスメンツの軽快でポップで心をくすぐるメロディライン満載で、やっぱり酸っぱくてでも甘い新曲を享受することができるなんて!
どうやってこの喜びを(ポール・ウェスターバーグ先生の自宅の)留守電に吹き込んだらいいんだろう。
同じミネアポリス出身アメリカンギターロック界のゴッドファーザー、我らがボブ・モウルド兄貴だったら「boblog」(やたらマメに更新)にトラックバックしてコメント残せばいいんだけどな。
まあ、留守電にせよトラバしてコメントにせよ、英語勉強するとこから始めないといかんのですがね。





ちなみに毎年恒例フジロック行動予定表
ま、この通りには行動しないと思われるが。

1日目
11:30 サケロックorブラックボトムバンド
15:20 THE TERRY ADAMS & STEVE FERGUSON QUARTET
17:00 OOIOO
18:20 ROGER JOSEPH MANNING JR
20:20 ハリー・ホソノ・クインテット
21:40 上々颱風
22:20 MADNESS

上々颱風はものすごくちゃんと見たいが、ハリーとマッドネスの間にチラ見なんだろうな
つうかロジャー・マニング!フジ出るの知らなかった!
レッドマーキーだけど足を運んでしまいそうだなぁこれは。

2日目
13:50 ジプシーズ
16:40 木村充揮
18:00 SONIC YOUTH
18:30 TRASHCAN SINATRAS
0:45 ヤパニ!
それ以降 ギャズ・メイオールのとこ

2日目は絶対見てぇーってのがヤパニ!以外ないことに今初めて気づきました。
ああ、2manyDJは見たいや。
しかし18時前後が忙しいな。どうしよう。
この日は昼まで予定がないんで十分寝て夜ダラダラ見ることにしよう

3日目
11:30 らぞく
12:15 THE REFUGEE ALL STARS OF SIERRA LEONE
15:50 BROKEN SOCIAL SCENE
17:20 TRANSIT KINGS
18:50 BUFFALO DAUGHTER
22:30 MOGWAI
0:20 HAPPY MONDAYS

キヨシローがないとbd以降結構空くな。さてどうしようか。どうにでもなるけれど。
2006年07月20日(木)

字読みづらい!けどメッセージフォームです


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