股・戯れ言
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サンデー・ナイト・イン・ザ・旅客機

ああ、なんか知らんがここんとこ週イチ更新であるな。こんなんではいかん。



週末は沖縄渡航でありました。
また行ってきたのでありますよ。もはやライフワークの域。
いつもは3ヶ月にいっぺんなんだけど、今回は2ヶ月ちょいくらいのスパンでありました。うちなーの友人に「だんだんスパンが短くなっているね」と言われた。そうかい?
で、今回も実り多き滞在だったんだが、それは後日書くことにいたします。ちょっと今時間がねえからよ。



で、まあ、今回は最終便のちょい前の便で帰ってきたんだけど、
離陸した後に那覇の町を見下ろしたら、なんだかこんな情景は久しぶりだなあと思えてしまった。
私は20代の前半の大部分を名古屋東京の行き来に費やしていたんだが、名古屋から帰ってくるのは決まって日曜日のひかり最終列車でありました。あん時はくるりの「ばらの花」ばかり聴いていて、新幹線に乗るとすぐにCDウォークマンの電源を入れていた。ピアノの単調な反復が、ゆっくりと名駅ホームから滑り出て行くひかりの速度によく合っていた。だんだんスピードを増して、どんどん名古屋から遠ざかっていく新幹線。柄にも合わずよく切なくなったもんだ。
そんな日々も遠い昔のこと。
沖縄から東京に戻るときはいつも昼間の便だったので、最終便(正確には一個前だが)に乗って帰ってみたら、あの時と同じような気分になりましたよ。
せつねーなー。
何があったわけでもないのに、「ああ、私はこれからどんどん沖縄から遠ざかっていくんだなあ」としみじみ思ってしまった。
名古屋東京間よりもはるかに遠い距離なんではあるが。
機内ラジオの曲はシカゴの「サタデー・ナイト・イン・ザ・パーク」であったけれど。
なんだよもう!くるりの「ばらの花」流しやがれ!
でも、シカゴを今までバカにしていたんだが、「サタデー〜」はいい曲であるね。
今までバカにしてホント申し訳ない、シカゴさん。



CKBも♪日曜日の夜はからっぽの街角〜、と唄っているが、私も日曜日の夜は虚脱感に襲われてたまりません。楽しくない。もっと土曜日の夜が続けばいいのに、日曜日の朝が続けばいいのに、日曜日の午後が続いていればいいのに、と思ってやまない。
シカゴとヴェルヴェッツをかけ続けて、ついでに山下達郎のラジオをずっと(カセットで)再生し続ければいいかもしれない、とも思うが意味ないか。



そんなくだらねえことを考えながら羽田に着いたのは23時過ぎ。
京急で家路を急いだら、くるりの「赤い電車」が思い浮かんでいい気分になるが、あれも頭ん中で鳴り出すと
「僕はどこかに行ってしまいたい」
「僕はどこかに行ってしまいたい」
「僕はどこかに行ってしまいたい」
と、言う具合にそこだけしかリピートしなくて余計にげっそりする。
私は東京じゃないところに行ってしまいたい。






家帰って友人と電話で長々と偉大なる人生の与太話をしていたら眠くなって起きたら月曜日になっていたんだけどさ。
で、月曜からはまたまた無駄話与太話をしてゲラゲラ笑って次にどこ行こうかと考える。

ちなみに貯まったマイルを見たら14700マイルでした。
ザッツ中途半端!
あと300マイルどうしてくれよう。久々に大阪でも行くか。
2006年05月29日(月)

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