玉姫様も大縣様(notオーケン)もご乱心〜東海出張二日目 |
本日の昼に偶然「徹子の部屋」を見たら、ゲストがからくりテレビのボビーでした。 徹子の許容範囲も変わったなぁ。 私はからくりを見てないので、ボビーのおもしろさはわからなかったのだが(一緒に見ていた母は「ボビーはほんっと面白い!」と太鼓判だったが)、 「ボビーさんは広尾のレストランでバイトしてたのよね」と徹子が言うと 「してねぇよ」 と返すのが最高に笑った。「俺、言ってねえよ」「広尾じゃねえよ、代官山だよ」と常に徹子にタメ口。徹子も「〜ねえよ」と言われるたびに顔が引きつっていた。徹子の鬼門は「会話を禁止されること」だとばかり思っていたが、「言葉遣い(=タメ口きかれること)」だったとは。 さらに追い打ちをかけるように、ボビーが腕の筋肉を見せ、徹子が褒めると ボビーは徹子にも力こぶを作らせ 「おばばの割には結構あるねぇ」 と言うのだった。 おばばと呼ばれるのにもとまどう徹子。 スタジオからは笑いが起こっていた。(明らかに笑う場じゃないんだけど、笑いを抑えられない感じの笑い) 徹子は自分自身で「ボビーは厨房なんかで日本語を覚えたから職人のような言葉遣いなのね」とわけのわからないフォローを入れていた。自分を抑えるのに必死だったのだろう。 日本語も日本の老人に敬意を表すのもとても難しいことですな。
さて、東海出張小牧編。
ヒルトン宿泊は朝食つきだったのだが、朝からメロンばかり食いまくる。 うーまーいー。 私は季節はずれの果物が大好きなのである。春先に風邪を引けばメロンが食べたくなるので買いに行って「この日が今年の俺のメロン記念日」と決めるのだが、それは例年だいたい4月か5月なのです。今年は2月25日であった。記録更新。 そして名鉄で一路小牧へ。 小牧といっても正確には小牧駅ではない。地図をよく見ると最寄りの駅は 「田県神社前」 ではないか。ああ!ちんぽの神様が俺を導いてくれているよ! 毎年3月15日が豊年祭で、去年もおととしも3月15日はこの神社を訪れていたのだが今年はちょっと早めに訪れることになった。 まあ、神社にお参りの前に作業行きましたけどね。 小牧は、針金装着済みでした。すなわち具体的作業ナッシング。 軽く点検などをして退散。いち早く田県神社に向かいたかったが、再び地図を見ると田県神社前駅よりも近いところに別の駅があった。タクシーを呼ぶのも面倒くさいのでその駅まで歩いていくことにする。 田舎で徒歩をなめてはいけない。 地図を見る限りではそんなに遠くないのだが、歩いてみたら20分弱。しかも当方、作業道具てんこ盛りのカバン担いでいるもんで20分は地獄の道のりであった。上司には「今日は大して働いてねえんだから歩けー」と言われたが。 目的駅までたどり着くと、あらま、こちらは無人のモノレール駅なのね。 長い時間待って乗車し、乗り換えをしてやっとこ田県神社へ。 ああ、約345日ぶりの大男茎形(おおおわせがた)様・・・ 毎年豊年祭時にしか訪れてなかったので、閑散とした田県神社は初であった。 のんびりと参拝。いつもは外人がギャーギャー騒ぎながらちんぽ像写真を撮りまくっててゆっくり参拝もできないのだが、今年はこの男根はすべて俺のモノなのだった。 今年出産のみやらさんのために安産お守りを購入。 田県神社は男根で有名だが、実は女の神様の神社なんだそうで(御歳神と玉姫命/でも御歳神ってのはたぶん男の神様だと思うんだが)、そんな由来なんかもじっくり読めたのだった。男根を祀っていて、神様の名前はたまひめのみこと・・・悪いチンポに騙されたり苦労かけさせられたりしている女子は皆、田県神社に行くべきですね。
という具合に参拝を終えた後のこと。 私の股に違和感が起こったのであった。 ん?なんだ?何が起こったんだ!?
・・・・生理!?
わたくしは大変な生理不順で、2ヶ月平気で来なかったりするのですよ。先月末に来てたので、今月は28日しかねえし、生理の来る予兆もなにもなかったのでまさか約28日周期で生理が来るとは思っていなかった。 神様って本当にいるんだな! 玉姫様なだけに! ウソのよな本当の話。神社の前に薬局があるので走って入って慌ててナプキンを購入。でかいナプキンしか置いてなかった上に、紙袋に入れずにビニール袋の直接入れられたのは残念だったが、今はとにかくナプキンをつけることが先決。駅まで戻ってトイレを借りる。 しかし慌てていたせいで個室内につけられていた非常ボタンを背中で押してしまい、ブザーが1,2分鳴りっぱなしで大迷惑をかけた。申し訳ない。
しかし神様にあまりに感動をしたし、このまま帰るのも忍びなかったので 「これは、田県神社の夫婦神社でもある大県神社にも足を伸ばすべきなんではないか」 と思い、大県神社(ご神体はもちろんマンコ)にも行くことに。 田県神社は毎年訪れていたから場所もわかっていたが、実は大県神社はどこにあるのかわかっていなかった。しかし「田県神社からそんなに離れたところにはなかったはず」という知識だけはうっすらあったので最寄りの駅は楽田駅ということはわかっていたのに徒歩で行くことにする。 これが無謀どころの騒ぎではなかった。 線路沿いに進んで行ったんだが、なんとなく田県神社前駅→楽田駅間のどこかにあるんだろうと思っていたので(ちなみにこの間の畑沿いには犬のうんこがイッパイだった)、歩いていくが大県神社らしきものは一切見つからない。 どうしたものか。 線路と平行に存在する県道(国道?)に歩道橋があったので 「高いところに登って杜のようなものがある/でかい屋根(=神社の屋根)が見えたらきっとそこが大県神社なんだろう」 と思い、歩道橋に登ってあたり一帯を見回した。 すると、森とでかい屋根のようなものがすぐに発見されたので、そちらに向かって歩いていくことに。 これがほとんど民家の横を通り抜けたり畑を通り抜けたりせねばならず、思ったより遠い。やっとの思いで辿り着いたところは・・・
でかい民家とそこの庭の雑木林
なんだよ!もっと手入れしろよ! こんなダミー作ってんじゃねえよ! 振り出しに戻る。っても歩道橋まで戻るのはアホらしいので、隣駅の楽田駅を目指して歩いたのだが、これがまた遠い。さっきも書いたがwith作業道具てんこ盛りのカバン持ちだし。 県道のようなものが見えてきたのでショートカットして行こうとしたら、畑でかすぎ。県道に出たら出たで道のりは遠い。横をブンブン車が通りすぎていく。こんなところを歩いている人間なんか俺しかいねえ。 この時点で3キロは歩いた。 しかもブーツだったのですよ私。ホントに足がもげるかと思った。 えっちらおっちら歩いてなんとか楽田駅に到着すると、駅前に 「大県神社の記念碑」が建ってやンの。 大県神社は私が歩いてきたのと反対側に存在していたのであった。 なんのための歩行だったんだ。 で、駅の反対側を見ると、でかい屋根と森のある地帯が見えた。 そこかよ! もう諦めて電車乗って帰ろうと思ったが、そこにあったのなら帰れねえよ! というわけで、その巨大屋根を目指して再び徒歩。 こいつも駅から見ると近くにあるように見えるのだが、実際は細かい道がたくさんあるので遠かった。途中、上司から電話が掛かってきて「もう新幹線乗ってるでしょ?」と聞かれたが、まさかまだ小牧にいるとは言えまい。「いやぁ、もうすぐ名古屋に着くんですよ」とウソをついたらそんな時に限って近所の人が通り過ぎて不審な目で見られる。 そうして辿り着いたのは・・・
巨大な寺
またダミーかよ! ふざけんなよ! ホントに疲れ果てた。もうダメだ、と思い元来た道を戻る。 駅を横切ることの出来るでかい県道に出たところ、左手側に再び歩道橋があり、ああ、あれに登ればまた見えるんだろうか、でももうそこまで歩く気力がねぇ、と思っていたら! 歩道橋のすぐ近くに鳥居があるではないか。 大県キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!! やっと、会えたね(5キロぶりくらいに) これは行くしかなかろうと思い、歩いて鳥居の正面に立った。 俺の目の前にあったのは・・・
「諸鑵神社」という神社
違うのかよ! ダミー多すぎだよ! ちなみにもろくわじんじゃと読むらしいのだが、社自体は鳥居から1キロくらい離れたところにあったので無論進む気にならず。しかもそれこそうっそうとした森だし。近ければお参りしたところだが・・・いや、もうこれ以上は歩けなかった。ダメだった。 ことごとくトラップに引っかかる俺。 もう半狂乱気味で駅に戻ったところ、地図があってそこを見やると、駅から1.5キロ以上進んだところだった、姫の宮。 歩いていけるわけがない。そりゃ駅前にタクシーがいるはずだわ。 まんこへの道は果てしなく遠い。 セックスって、やっぱり簡単にしてはいけないことなのね。精子だって辿り着くのは何億分の一だしな。
疲れ果てたまま名駅へ。 寝ていたらあやうく乗り過ごすところであった。 ここからの顛末は2/25に書いた「ナゴヤン・コーリング」で。 大県神社、いつかはリベンジしなくては。
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2005年03月21日(月)
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