拘束器具幻想エバーアフターショー |
SMを愛でるのココロがあるもんで、ずっと「体の一部を拘束される」あるいは「一部に自由が利かなくなる」ような状態になることにある種憧れていた。本当に体が悪い人には申し訳ないんだが。で、そのような状態になっている姿は美しいとも思っていた。だから緊縛された女はいつでも輝かしかったし、纏足がきつければきついほど美しいというのも納得できた。コルセットで信じられないほどウェストが小さくなった婦人の写真なんて見るだけで眩暈を覚えたほどだ。最後のは誇張したけど。 けどさ、ようやくわかったよ。美しくもなんともねぇって。現在私はアコガレであった「体の一部を拘束されている」状態ダケド、その拘束具は腰痛ベルトというまぬけぶり。テレホンショッピングでババアやジジイがかわるがわる「とーっても楽なんですよぉ」とか「今ではこれを手放せません!」とか言いながら宣伝し、最後に「今なら通常の3枚にくわえて、もう3枚とひじ,ひざ用ベルト付きでなんとお値段据え置き9800円!」「えー!?」とぼっていることをうやむやにする値段表示でお馴染みの腰痛ベルトですよアナタ。
レオタードに巻いたところで昨今のエアロビお色気ブームにも乗れやしない もし今自分がレイプマンにあって更生または性格改善されるとしても服を引き裂かれた途端腰痛ベルトが出てきたとしたら!あるいはもし書類の束を抱えたまま道端で男性とぶつかりその男性が億万長者だったとして見初められて着の身着のまま姫ダッコでその億万長者の寝所に迎えられ、服を脱がされたときに腰痛ベルトがお目見えしたとしたら!あるいはあるいはテレビ版失楽園のときに川島なお美の乳首登場シーンで、なお美が腰痛ベルトを巻いたまま乳首見せていたとしたら! と、いろいろと台無しになるたとえを羅列してみました。まぁ最後のたとえは古谷一行が「きみはそんな腰痛ベルトをしていたのか!」って言うんだろうが。 しかも、これ、思った以上に締め付けがきつく炭酸なんか飲んだ日にゃゲップが出る出る。ソーダ好きなもんで。最初は楽だなー結局私も4,50年後には生ける骸になるんだからなーなんて呑気に思っていたけどこれはそんな呑気すらも許さない拘束具だ。地味だけどバイブ突っ込んで山手線一周よりも腰痛ベルトを最大にきつく巻いて山手線一周のほうが純粋「お仕置き」になること必至。まぁ羞恥にも気をかけるとしたら服の上から巻くってだけで十分羞恥プレイになるだろうし。 というわけで結局拘束はただの苦痛としか思えない自分はまだまだ若輩者だなと実感するばかり。いや、腰痛ベルトなんかでSM気分味わうってのがそもそも間違ってるだろ、とも思いつつも。 ところで拘束のもうひとつの側面(?)である拷問に関してですが、「拷問研究会」というページはなかなかいい読み物でございます。 http://homepage3.nifty.com/shi-no/ 掲示板のログ読みがおすすめ。読んでいるうちに「これはガンバルマンの裏記録なのか?」とも思えてきましたが、ええ。 ちなみに私は拷問はやっぱ怖い。でも日光江戸村にあった拷問博物館(?)みたいなところはおもろかったぞ。江戸村中唯一意義のあるアトラクション。
さて、気が付いたらコフレの時期ですね。今年はどこのを買おうか悩み中。 あとライムスターのシングル買うまでもなくセッションアルバムが発売されたようで、そっち買うことにします。 そいからカールコックスのmixCDを最近垂れ流しで聞くことが多いんだけど、イイ!MUZIK誌のオマケのやつながら。カールコックスまでもがボブサップに見えつつあってちょい危険。全然似てねえのに。
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2002年10月22日(火)
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