股・戯れ言
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ナンシー・スパム言

昨日はアルゼンチン敗退してなんだそれだったなぁ。バティが泣き崩れてたし。33だもんな、最後のワールドカップだろうに。そしてオルテガ(黒い三連星?)はジャイアントシンにそっくりだったな最後まで。でも身長が170cmしかないらしいんだけど。まさに小さな巨人。そっくりつながりでやや話はずれるが今朝「一攫千金夢家族」なる昼ドラの記事が新聞に載っていた。そこに竹内郁子(元ピンクの電話)が写ってたんだが、角度のためか塚地さんにそっくりだった。正面から見たらそんなに似てないかもしれないが「準そっくり」の位置までは体型でカバーできていると思う次第だ。

そんなわけで本題に入るんだが死んじゃった、ナンシー関。
いやホント不意打ちでビックリ。「虚血性心不全」だそうで、調べてみたら虚血性心疾患ということで全然説明になってないわけだが、つまりは急性心臓死だそうで。もちろん原因は「高血圧、糖尿病、高脂血症(総コレステロールや中性脂肪の高値)であり、これに喫煙、肥満、食事、運動不足、情動ストレスなどが加わる」だそうだ。と、すると逝くべくして逝ったというか。
ちなみに予防法は
●会社などの定期健康診断は必ず受診すること。
●年に数回は血圧測定をすること(特に30歳以上の人)。
●塩分はできるだけ少なくする。肥満を防ぐ。
●何か症状が出たら医療機関に受診する。
●禁煙、又は本数を減らし根もとまで吸わない。
●ストレスをさける(特に競争心が強い努力家、性急、短気な人)。
●スポーツなどの趣味を生活の中にとり入れ、睡眠を十分に取る。
だそうで、いかにナンシーと無縁だったものが多いかありありとわかる。(喫煙者だったかどうか知らないけど)でもテレビ、いやだ不愉快だつまんねーよって言って見てた人なわけだがそれがストレスにもなってたってことか?
しかし一番興味深かったのがどの新聞(おもにスポーツ誌)でもトップ記事扱いということだ。まあ、これは活字メディアの一部としてのTVエッセイの中で最高峰だったのだから正当な扱いだと思うんだが(決してサブカル枠の人ではない)、もっと驚いた、というか見たかったことがやっと見られたのが「ワイドショーで取り上げられるナンシー関」だ。あれだけ繰り返しワイドショー叩いていた人間が取り上げられるという本末転倒ぶり。しかも取り上げる人たち(叩かれてた人間)はどんなコメント寄せるんだ、と思って。時間の都合でズームイン朝とやじうまワイドしか見られなかったんだが、奇しくもズームインが建前派やじうまが本音派にわかれていた。ズームインは福沢が「ある日急に自分のハンコが彫られてましてねービックリしましたよ!ユニークな視点でモノを見る人だなと思いまして。いやー一度じっくりお話したかったです」といってたがホントにじっくり話してどうするつもりだったんだ?説き伏せようとでもしてたのか。それに比べてやじうまでは翼が「読んでいて正直ムッとする反面感心しておりました。まあ死んでくれてほっとした人もいますからね」みたいなことを言ってこういうのをききったかったのだよと思う。30点くらいだが。この勢いで小倉やマエチュウや薬丸のコメントも聞きたかったなーそれ聞くためだけに会社遅刻してもよかったくらいだ。小倉なんて「本来は」節で肥満はキケンってネタと平気で摩り替えそうだもの。誰か小倉のコメント聞いた人はご一報を。とりあえずこのW杯大騒ぎが終わって「また感動病が蔓延してて〜」みたいな文章だけは読みたかったけども。
まあテレビ、というか報道が今有事法と戦うみたいなことをやってるがナンシー関のやってたことはその報道そのものの有事法ぶりとの戦いだったなぁと思う。ナンシーのエッセイ読んで、はがゆいことや間違ってること、つまんねえこと、やり過ぎだろソレって呟き、あとナンシーの口癖(書き癖?)「とほほ」を常に身につけてモノを見るということはひいては感受性の創造なんだーとホントに感銘したよ高校だか19のときだかに。時代に感化されて「サッチー大好き!」とか「女房の管理もできない人に監督やる資格ない」とか平気で言えちゃう人間にはならないために。まえも書いたけど怪傑熟女世代だけど。テレビに感化されるのは現代病なんだ!と気づかせたのもナンシー関だろう。
そのナンシーがもっとも現代病な「肥満」で死ぬとはな。森繁、「また残ってしまったよ」ってコメント出すかな。
2002年06月12日(水)

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