| 失笑ＺＡＫＺＡＫ下世話ＺＡＫＺＡＫ |
しかし平日のテレビが見られなくなると言うのはイタイな、ほんと。まず芸能情報がいっさいわからないという。くだらねえと思いつつも下世話な人間なんですよ結局。和泉節子がどんな傍若無人ぶりを突き進んでいるのか（私の中ではおしゃれカンケイ出演時のとんでもない服以来情報皆無）とかマーシーの復帰はなんでこんなに早いんだとか、知りたかないけど今どんなことになってるのか気になってたまらない。ってそれを知りたいというわけだが。
で、最近は仕事の合間にＺＡＫＺＡＫを見ると言ういかにも働いてる人の行動を取っている。今までよっぽどのことがない限り見なかったんだよＺＡＫＺＡＫって。テレ朝の獏の番組の新聞紹介ページやジャストのパックンマックンコーナー見て、そこからさらに詳しく知りたい情報があったときだけだな、私にとってのＺＡＫＺＡＫ需要は。
そのＺＡＫＺＡＫなのですが、ある意味ワイドショーより下世話。スポーツ新聞見出しより下世話。ってのが、芸能ニュースバックナンバーの見出しの並ぶ様を見ての感想。2002年5月分の見出しの中から下世話だと思ったものをピックアップしてみる。
「衝撃！ 中森明菜が全裸ヌードで悩殺！」
「“貧乏番組”で香田晋がブレーク！」
「頭がい骨骨折の布袋寅泰、空を飛ぶ！」
「くびれ自慢のレースクイーン、朝丘紗智」
「水着キャンギャルが消えるって？！」
「後藤理沙のお誕生会に招待される！」
最初の二つは「今、それはニュースなのか？どこかに知りたい需要があるのか？」と思ったもの。で、ヌノブクロはBOSSのＣＭのニュースらしいんだがヌノブクロの修飾語はこれからしばらくコレなんだろう。「頭がい骨骨折の布袋、応援団長に就任！」とか「頭がい骨骨折布袋、さんま御殿に登場！」とかなんかマヌケ。
次のくびれレースクイーンだが、これはちょっとしたエロサイトの騙しリンクっぽい。朝丘ときたら雪路だと思うだろフツウ。全体的にZAKZAKはこういうお色気系ニュース（そもそもニュースじゃないな。ただの紹介）が多めだが、これは東スポでいうところの男センのつもりなんだろうか。というより最近テレビのワイドショーでも聴いたこともないグラビアアイドルの写真集が出ましたってやってるけどなんなんだあれは。第2の井川遥探しみたいなものの一環なんだろうけどグラビアアイドルは文字通りグラビアで宣伝してりゃいいんじゃないのか？
キャンギャル見出しはもうニュースでも宣伝（紹介）でもないだろう。これじゃオヤジの会話そのままくり抜いただけじゃないの。語りかけてるのは親近感ってことかね。とりあえずニュースにするなら消えるってはっきりわかってから載せればいいのに。
後藤理沙お誕生日会は見出しでかなりビックリしたが。西田ひかるもお誕生日会を辞めた今、それを引き継ぐのが後藤理沙かよ！って。でも全然違う内容だったが。
あと毎日和泉元彌の見出しが躍っているということは、今時の人といえば和泉元彌なんだろう。
「和泉元彌を“事情聴取”−能楽協会」
「和泉元彌大ピンチ！能楽協会がメス」
「和泉元彌、新たに中国でブーイング」
「和泉元彌、マスコミに逆ギレの怒り」
「和泉元彌、“逆ギレ”をマスコミに謝罪」
これ、毎日の見出し。和泉元彌ってそんなに礼儀のないやつだったの？私のイメージははなきんデータランドに出てたときのイメージが９０％時宗１０％なので全然わからないのだが。まあ元彌が無礼というのはどうでもよくて、肝心なのは日本の芸能ニュースに需要を感じている人たちってホント伝統芸能のお家騒動が好きだなーということだ。相撲界（若貴、河野景子、憲子）、歌舞伎界（サト、やそ）ときて今度は能楽界か。サッチー騒動も日本の伝統であるプロ野球界って括りに入れてもいいくらいだ。結局本人がどうこうよりもその嫁と姑の関係のほうに注目が集まってるわけだけど。お家騒動って言葉じゃ適切ではないが。
ZAKZAKでもあー結局お家事情がメインなのかと感じたのが、上記のニュースの翌日分のニュースの見出しだ。
「元彌騒動の火種、和泉家の知られざる過去」
直球ストレート。なんだこれ。あまりにド真ん中すぎて失笑。そりゃ渡る世間がはやされる世間なだけあるわ。って私も渡る世間は空気のように見てるけどさ。
空気で思い出したが、バカ中学生に配慮して大食い選手権が放送中止になったらしい。（もちろんZAKZAKで知ったニュース）給食時間中に無謀にもジャイアント白田や皇帝岸、女王赤坂さんの真似をするようなバカ中学生、死んで当然だったのが本当に死んだだけの話なのになにも中止にすることはなかろう。大体この中学もバカで、早食い競争なんて先生が止めるのが当たり前だろ。それを校長や教師が新聞で「あの番組のせいだ」と語るなっての。文字通り厨房な事件過ぎて救いようなし。テレビチャンピオンはあてつけに「全国厨房王選手権」とかやるべきである。
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2002年05月16日(木)
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