今日は体調不良でお休みをもらったけど、おなかが痛くて眠れもしないので、ずっと本を読んでいた。
「心臓を貫かれて」最後の数章をやっと読み終わる。 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4167309904/250-2817757-5761064?v=glance&n=465392 こんなに読むのが苦しい本は久々だったわー。
時々「これは出会うべくして出会った本だな」と驚くことがあるけど、この作品も間違いなくその類。
穏やかでさえあるけど、個人的には次のくだりが澱のように残りました。
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(死刑が確定した)ゲイリーは彼のもとに送られてきた手紙と写真を僕に見せた。多くは子供や十代の少女達から寄せられたものだった。いつもまず子供たちからきたものに対して返事を書くことにしてきたんだ、と彼は言った。八歳の少年が書いたという手紙を読んでくれた。
「おまえなんかどこかに入れられて、そこでエイエンに生きていけばいいんだ。それがムクイだ。おまえになんか死ぬシカクはない。ありったけのムネのアクイをこめて。」
「これを読んで長いあいだ、俺は落ち込んでいた」 と彼は言った。
その手紙に返事は書いたのかと僕は訊いてみた。 「ああ、ちゃんと書いたよ。『そんな小さいうちから胸に悪意を持ったりしちゃいけない。私も若いころに悪意を持っていた。その結果がどうなったか見てごらん』ってな」
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