朝2時間ほど仕事してから、同じ会社で近所に住むDさんと、彼女の運転で漫画喫茶へ。 なんとなく前から気になっていたヒミズを読了。 いやー漫画にこんなに衝撃受けたのって久しぶりかも。 レビューに「ナンバガが似合う」と書いてる人がいたけど、それを読んだからか、私もこの作品のテーマ曲はナンバガだ。
なんというかなー、青黒い自分の血管に注射針がずぶずぶ差し込まれて行くのを、じっと見ているような感じ。 悪夢の続きのような非常に不快な作品にも関わらず、勢いがついてすごい速度で読めてしまった。 ラストは悲しくて、どうしてこんなで終わるんだよ、と切なくなったが、
「やっぱりダメなのか? どうしても無理か?」
と問う住田に
「決まってるんだ」
と答える魔物は圧倒的な存在だ。
この魔物があまりにリアルで(象徴される姿かたちがじゃなくて、あらわれ方や存在が)、見えてしまう人にはもうしょうがないんだ、という気がした。 夢とか希望とかすべりのいい言葉が一瞬でかすんで見えなくなるくらい、この存在はくらくて深いのだ。
でもさー、自分ではだめだとしてもさ、誰かが救えるんじゃないか。 茶沢と生きられたら、魔物からいつか逃れられたんじゃないかな。
もしかしたら、「生きている実感がしない」とか言って簡単に人殺しをしてしまう若い子供にも、こういうものが見えているのだろうか。
久しぶりに「幻の光」も読みたくなった。
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