もんすん日記

2003年07月08日(火) 鬼 親子カラオケ

TOPを変えたが、妹に「冴えない写真」と言われる。

まだ時差ぼけで昼の2時に起きたら、妹が来るという電話があったので、久々に車を運転した。私はいつまでたっても車庫入れができず、しかも車庫なんてなくて、うちの近所の空き地に止めるだけなのに、両隣に車が入っているとどっちかに寄ってしまってもう入れることができない。妹に、ハイ右!とか今左に切らなきゃ、とか言われるんだけどいまいちピンとこない。

両隣の車は隣のMおばさんと近所のKさんのものだったのだけど、Mおばさんが私のへたくそな運転をみかねて、Kさんに「車ちょっと寄せて」と言いに言ってくれた。なんとか入ったから必要ない、いるのならMさんが動かしてくれればマッチベターなんだけど、このおばさんは多少不思議な人。
車から出るとすぐにつかまって、一方的にまくしたてられた。

どうやら、飼っていた猫を山に捨てにいったらしく、後悔しているという。
しかも首輪をつけたまま。成長途中の猫なら、首輪をつけたままだと、体だけ大きくなって息ができなくなったり首をいためてしまう恐れが大いにある。
子供のときから家で飼っていたなら、餌のとり方もわからないだろうし、変な人に虐待される可能性もある、と私も早口でまくしたてると、めそめそと泣き出してしまった。泣くくらいなら捨てなきゃいいのに。
「手伝いますから、探しに行きましょうよ。飼えないならうちで預かりますから」というと、「探してるのにみつからへんねん。私はほんまに鬼やわ」とめそめそしている。
しかもその前に飼っていた猫が、子供を計60匹くらい産んだのを、おばさんが全部殺したという衝撃の告白まで。はあ。頼むから費用出すから避妊手術してくれ!!とりあえず手伝うから出来ることはしましょう、と言って帰ってきた。私もしばらく無職だし。ああ、でもなんか頼られそうだな。最後に「あ、そういえばおねえちゃん(私のこと)かえってきたんやね」と言われた。

母親が私たちの幼なじみの女の子の家にお邪魔しているというので(これも変なはなし)彼女も誘って食事に出かけた。彼女の家とは距離が近いが、なんだかんだで会ったり話したりするのは10年以上ぶりだ。
でも顔も話し方も昔と同じであんまり変わった気がしない。
うちとおなじで、家庭に(複雑とは言わないが)いろいろ問題があるのに、本当に屈託のないひとで明るく素直なので、話していて楽しかった。うちの母親のテンションが異様でちょっと困った。
彼女は旅行の添乗員をしているが、3日間働いて給料が8千円と今かなり安いらしい。しかも急に「明日よろしく」と言われるので大変という。
おばさん30〜40人を束ねる仕事なんてほんとにきつそうだ。
せっかちな話し方をするのがかわいい人。

幼なじみを家まで送ったあと、妹と母と3人でカラオケに行った。
母親が「おじいちゃんが死んだばかりなのに、なんでこんなして歌っているかね〜」と言ったが、一番テンションが高かったのは母だ。

帰りの車の中で、スピッツの「スパイダー」を大声で歌ったらえらい気分がよかった。"だからもっと遠くまで君をー奪ってにーげーる"という歌詞がたまらなく好きだ。


 < 過去  INDEX  未来 >


もんすん [MAIL]

My追加