もんすん日記

2002年06月03日(月) ディスコテック

イタリアより帰還。2日の朝までミラノのディスコテーク(テック?)を2軒はしごして、そのまま寝ずにパッキングして飛行機に乗ったのでグーグー眠れ、あっという間に関空に到着。朝着だけど今日はそのまま帰っていいとありがたいお言葉をいただいたので、家でレポートなどを書くのデス。
しかしミラノのディスコ(クラブではない・・)はダサかった。一応コルソコモなどのある、若者が集う地区だったんだけど、こっぱずかしいイタリアのヒット曲がガンガンかかっていて笑えた。セクシー系のおねえちゃんがカウンターの上でグリグリ踊り、店員が店のライトを大きく揺らして盛り上げる・・・。あれこそカルチャーショック。

フリー時間の多い出張だったけど、ちゃんと仕事もした。(と、主張)。次のコレクションについて初めてデザイナー本人と打ち合わせ。彼女は女王のように扱われ、わがままで有名な人だけど、実際面と向かって話してみると、変で可愛い人だった。自らペットボトルを空けて水をいれてくれるんだけど、ふたをちゃんと取らないで入れようとするので、まわりに水が飛び散ってびしょびしょ。どうやら同席していたアパレルの男性Y氏(28歳)を気に入ったらしく「あなたハンサムね」と言って、彼の名前を聞いてぶつぶつつぶやいていて、イタ語通訳してくれたO嬢もあとで爆笑。なごやかな雰囲気で打ち合わせは終わって、ほっとした。

31日は会社の寮に泊まって、イタリー会社でデザインをするTさんやOさんとお食事。1日はレンタカーにのせてもらい、ミラノのホテルに戻ってきた。寮は田舎にあるところだけど、風景で牧歌的でなんともいい雰囲気だった。

去年も思ったけど、もう一カ国語、なんとしてもものにせねば。できればドイツ語をやりなおして、イタリア語はじめたい。あ、あと中国語も。と、今はやる気まんまんだけど、やる気ってなかなか持続しないんだよな。
TさんやOさん、彼女らの友達で一緒に食事した在住の人達もイタ語が流暢で、すごく楽しそうにイタリアで生活している。すっかり影響されて「どっかいきたい」熱が再発。

イタリア人、なんだかんだ言って、とても好き。一見つめたそうに見える、カモシカ足の若い女の子もみんな優しかった。こちらの意志が的確に伝わりさえすれば、仕事もやりやすい。そしてとにかくよくしゃべるしゃべる。滞在したプチホテルのオーナーもとにかくお喋り、一人で朝ご飯を食べていると、向かいの席に座ってファッションがどうの、サッカーがどうのと、喋りまくって、わたしのファッションウォッチのデニム地から糸がぴゅっと飛び出しているのを見つけて、慌ててはさみをもってきて切ってくれた。皆可愛い。アローラ、だのウララ〜というイタリア語も素敵だ。

スーパーマリオ似のイタリア人コンサルタントにむかついていて、実際にメールで「はっきり言って気分を害された」とかいていたら、滞在先に電話してきて、「ゴメンねゴメンね」と謝っていた。外国人とうまくやるというのは、物事を的確に伝えると言うことがまず先なのだなあ、と実感する。ああーわかってくれない!と憤慨していても始まらない。誤解がとけるとなあんだ、と思う。

フロアショーの写真をとるためにカメラを持っていったのに、かんじんのときに電池が切れ、今見ると遊びの写真ばかり撮ってしまっていた。Y氏のカメラでショー写真は撮れたがかなり反省。


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