もんすん日記

2002年04月07日(日) 東京/A2/辻

新幹線で帰ってくるとき、3人がけの席窓際だったんだけど、隣二人がいかにも悪そうなデカイ日本人とスキンヘッド白人で、柄つき皮のパンツに真っ赤な靴下、鎖系のアクセサリをじゃらじゃらつけていた。怖くてトイレにも立てなかったよ。しかし日本人のほうは、噂の宝島社「決算書がわかる本」?を読んでいたので、会社員かな?いやー会社員も多様化してきたね。

仕事後、マーケティングと称して表参道を、金曜にはtanishiさんとランチで恵比寿を歩いたので、都会の風に触れてきた気分。やっぱり新宿や中野とは違うね。

BOX東中野でA2を見た。久々にショックを受けた。大阪に来たらもう一回見たい。あのおまるでさえ、見終わった後インスパイアされた感じになっていて驚き。作品に登場していたオウム信者はちっとも頭のオカシイ人間には見えず、寧ろ真面目で誠実でストイックな好青年に見えてしまう。でもこの人でさえ、麻原にポアしろと言われたら殺人鬼になってしまうのだなあ。性欲について語った場面と、精神的に弱い人間も入ってくるが宗教であるから拒めない、と語ったのが印象的だった。あと右翼ね。森達也氏の他の作品も是非見たい。とくに動物実験をテーマにした「よだかの星」。

辻が脚本監督の恋の手前がなんとか、というドラマを見てしまったが、中学生でも書かないような台詞が満載で非常に寒かった。しかも無意味にフランス音楽垂れ流し・・・。普段ならネタにしてげらげら笑うとこだが、A2見た後だったし、なんでこんな糞みたいなドラマをわざわざお金かけて作るんだろう、と笑えなかった。辻はテレビで「最近愛という言葉が氾濫している」って言ってたらしいけど、あのー意味なく使いまくってるのはおまえじゃないんか?とビックリ。


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