カウリスマキ「パラダイスの夕暮れ」を見た。ビデオ屋で「浮き雲」を探したんだけど、なかったのでこちらに。ああこれもスキだなあ。感動したというより、忘れられない。男がホテルでシングルルームを二つ取る場面、レジ係の女が立ちあがって、「昔、このレストランにいれてもらえなかったのよ」と言って店を出るところ、は、何度も思い出しそうだ。主人公が女を迎えにきたとき、可愛く花を差し出すのもいい。花と言っても、中谷彰宏が花をもって待っているのとはわけが違う。 こんな風に花をもって男の人が待っていたら、恥ずかしくてキライになるかもしれないけど、一生こころに残るに違いない、というかんじ。不機嫌な女は全然綺麗じゃないけど、微笑みそうになっても、結局ちっとも笑わないのがよい。フィンランドは寒いからみなあまり笑わないのか?
金曜日ykkさんちでの鍋パーティのときに不倫ドラマ「恋を何年休んでますか?」(だっけ?)を初めてみた。電車のなかで子連れの主婦(ちょっとくたびれたかんじの・・失礼)が興奮気味で喋ってるドラマってこれだったのね・・・。ハイソな奥様という意味では、パラダイス〜とは対照的。小泉今日子の顔の小ささが人間離れしていた。
昨日は珍しく2週続けてパネル展へ参加。さぶかった・・・。風邪気味な上屋外だったから、途中から鼻水が出て朦朧としてきた。でも、里親探しの子犬5匹がいたので、遊んでもろうた。ああ犬もほしいなあ。将来田舎に家を建てたらすきなだけつれてくるもんねー。と自分にいいきかせつつ、自制。 時々、犬を指差して「これタダでもらえるの?」と聞いてくるアホがおったが、むかつくんだな。(通常引渡しは審査をしてから)「お前なんか無料以下!」などと心の中でつっこみ入れつつ笑顔で説明したりしていた。でも普段はほとんど里親のお世話に関わることがないので、よい勉強になった。ペット禁マンションにもかかわらず、家で6匹も預かりボランティアしているTさんなど、今日も面白い人に会えたし。よい預かり先が見つかるといいけどなあ。
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