2005年12月18日(日) |
JEPA-COE 2日目 |
また三宮から1時間ほどバスに揺られて夢舞台へ移動しました。午後のセッションにタイトルが気になる発表がいくつかあったので、そのセッションのはじめから見てみたところ、最初の発表は「高齢化がどうのこうの」というタイトルのわりに高齢化と全く関係のない話で、しかも論旨が一貫しておらず、何が言いたいのかさっぱり分からない発表でした(都内のA学院大学のセンセイだったのに)。2番目の発表が気になっていたのですが、プログラム変更があったらしく、他のタイトルの人が出てきて堂々としゃべり始めたので、慌てて部屋を出て場所を確認し、正しい部屋にいってみたところが、その部屋でも発表が行われておらず、座長が所在無げな顔で座っておられました。とりあえず座って待っていたところ、どうも目当ての発表はキャンセルされ、しかもその部屋の3番目の発表もキャンセルということで、その部屋のセッションはもうおしまい、ということになりました。何がなんだかさっぱり分からないのですが、要するにキャンセル続出でひまちゃんになったので、よほど帰ってやろうと思いました。しかし最後のセッションの最後から2番目のK大学のO先生の発表だけは聞く価値があるだろう、とおもって時間をつぶしました。この最後のセッションの前半がまたよく分からず、「なんでこんな簡単なBarro回帰を自信を持ってとうとうとしゃべるのか?」という疑問を禁じえませんでした。O先生の発表はテーマと結論はかなり興味深かったのですが、問題意識に対する設定があれでいいのかしらん、と思ったので、珍しく質問なんかしちゃいました。日本人同士だったのに英語でしゃべったので伝わったのかどうか心配ですが。あはは。予想通り帰りのバスは混み混みでした。予約を取っていた自分は偉かったと思います(え?)。三宮では、夏ごろに親会社に戻っていってしまった友人とサシで飲みつつ、近況について大いに語りました。先っちょ研の話とか。彼のツマを見るのも目的だったのですが、寝違えたかなんだかで来られなくってほんとうに残念でした。次回に期待。 しかし、学会に行くとたいがい「むむっ、みんながんばっているな。がんばらねば」と思って帰ってくるのが通例で、今回もそれを期待して行ってみたのですが、意外とその効果が薄かったのにはがっかりしました。なんだったんだ。ナゾ。
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