ある大学院生の日記

2003年12月19日(金) データの作り方

回覧で回ってきたEconomic Journalにおもしろそうなものがあったので,なんとなく読んでみました.Browning, Martin, Thomas F. Crossley, and Guglielmo Weber. 2003. Asking Consumption Questions in General Purpose Surveys. Economic Journal 113(491), F540-F567 です.消費とか貯蓄とか家計行動の分野では名前をよくみるひとたちばかりですが,経済学の枠組みに近い消費データを得るにはどのような質問項目を作ったらいいのか,といった論文です.総支出額をどーんと聞くよりはあるていど分割したほうがいいけれども,毎日家計簿をつけるのは負担が大きいといった話をしています.ふむ〜.

いっしょにまわってきたJournal of Public Economicsもおもしろそうでいくつかコピーしたりしましたが,読むのかいったい.累進課税の特集号は読みたいところですが,理解できるのか?など,課題は山積.


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