データの作り方がよくわからなくなってしまったのでうんうん唸っていたのですが、唸っているばかりでも何も進まないので、ここは、とおもってワークショップに出ました。今回は、Ohio Stateの大垣先生で、タイトルが「Structural Spurious Regressions」という微妙なものでした。マクロの時系列の先生なので、わからないかもしれないなあとおもって行ってみたらやっぱりよくわかりませんでした。しかし。変数をいろいろ追加するとGauss-Markovの定理を使えるケースが発生するので、cointegrationでないケースでもうまくいくかもしれない、てな話ではなかったかと。いやしかしOLSやGLSは偉大なのですなあ、と思いました。そのあと、先生を囲んで近場でかるく飲んで食べてきました。大垣先生はどんなはなしでも楽しく付き合ってくださる素敵なひとでした。ああいうひとにワタシもなりたい。入信なさったそうで、そちらの話でも盛り上がりそうになりましたが、所得再分配やNPOの話になっちゃうところがやっぱり経済学者なんでしょうか?ワークショップでお会いしたS先生から、授業の日程などについて心配していただき、論文の添削結果などを返していただきました。覚えていてくださったことに大いに感激したのでさっそく書き直そうと思います。しかし、このS先生と日本語で会話できるとはしばらく前までは思っちゃいませんでした。いやはや。 帰ろうと思ったら、じつは豪雨のために千代田線は止まっていたそうで。ワークショップには出てみるものですなあ。
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