ある大学院生の日記

2003年02月05日(水) 大阪日帰り

うわさ阪大社研の先生のところに論文を見せがてら,授業(?)に出に行きました.5時半起き→新幹線→授業→茨木で飲み→新幹線→午前様,というツアーは体力的にはけっこうツライのですが(神戸の先生はエライ),それに見合った実りのあるものでした.やっぱりその道のヒトに見てもらうというのは重要ですね.阪大の優秀なM1ともお知り合いになれたし,おもしろいD1ともお知り合いになれたし.看護学科の話も聞いたし.しかし他の論文を先輩が発表しにいったことで意外に名前を知られていたのには驚きました.ウカツなことできませんね.

そういえば,行き返りの新幹線の中で,ディアドラ・N. マクロスキー[2002]ノーベル賞経済学者の大罪を読みました.書評もあっちこっちにあるようなので,いまさら言うことでもないんですが,まあ正しいことを言っている部分もあると思うので注意する必要があるでしょうねえ(相手はちゃんとした経済学者ですし.).とくにマイクロデータが使えるようになると,有意になりやすい変数が必然的に増えるので,「有意だからいい」という論理展開だけではいかんのではないか,とは僕も「むむむ」的に思っていたところですし.まあでもそこまで言うことないじゃんかよ,というのと,経済学の教育を受けていないヒトが読んで「ほーらみろやっぱりだめなんじゃんかよ,だから日本の不況が収まんないんだろ」等と思わないことを祈るばかりですな.某Uくんは「こりゃひどい」と言っていたそうなので,賛否両論分かれるところでしょうが.JELにも論文があるらしいし,実証屋としてはそこらへんの統計の論文を読んだほうがいいかなあ,と思いました.それよか改訂しろよ,ということなんですがね.はい.


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