ある大学院生の日記

2002年09月26日(木) でふ

いろいろあって,学校でディスクリプションを描く羽目になった.なんでや.くぅ.

そのあと,「社会資本の生産効果と同時性」についての論文を読んだ.ううむ.応用計量分析は難しいなあ.うろ覚え・理解不足のところがあったので,HayashiとDavidson-MacKinnonの該当箇所をさらっと読んだ.しかし結局のところ,連立方程式体系を立てんことには,先決変数とか操作変数の選択の問題は解決しないし,立てたところでFIMLが簡単に使えるわけでもなさそうだし.Durbin-Wu-Hausman検定は棄却されるだろうけど,そのまえに操作変数を選ばないといけないし.結局どうせいっちゅうねん,という気はする.経済理論的にもっともらしい連立方程式体系を立てて,経済理論的な内生性をクリアした上で,その体系のなかで外生・先決変数を選んで操作変数を見つけて,計量理論的な「内生性」をクリアしましょ〜,ということなんだろうけどなあ.それって,ダイナミックな体系にならざるを得ないだろうし.それに誤差項の系列相関まで含めたらどうなることやら.はあ.

はあ,とおもいつつ,Horioka and Watanabe [1997, EJ]をささっと読んだ.これはホリオカ+浜田『日米家計の貯蓄行動』第2章とほとんど同じというか,簡略版だった.日本語を先に読めばよかった.くぅ.しかし,アンケート額から推計される貯蓄率が実際の貯蓄率とほぼ等しくなるということは,「意思」のアンケートも侮れないということか?目標とする貯蓄と行動は一致せんだろ,とおもっていたのだが.ま,十分条件は満たされてしまったなあ.

Fabrizio Perri [2001] "The Role of Fiscal Policy in Japan: a Quantitative Study", Japan and the World Economy, 13(4), 387-404 を斜めに読んだ.マクロのカリブレーションで,夏学期の上級マクロの応用みたいな感じだとおもう.独占的競争が入って収穫逓増が入ったりするのでぱっと見びっくりするけど,そんなにめんどうなことをやっているわけでもなさそうだ.で,財政政策の効果はなかったよ,という話であった.ありゃりゃ.代表的個人なんだから中立命題,というわけでもないようだし.ふぅむ.

そういえば,きのうはこんなのを発見して,ついじろじろと読んでしまった.まあインチキというか誤解でしょうな,と思うんですがね.どうなんでしょうね.もし読んだ人はメイルミィ


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