Handbook of Public Economicsの第1巻の労働供給と税のサーベイを半分ほどよむ.Hausman, Jerry A. [1985] "Tax and Labor Supply"ですな.累進所得税のもとでは,家計の直面する余暇の実質価格が消費量によって変化してしまうので,それをどうやってとりこんで推定を行なうか,という話なのだが,推定方法は分からないでもないが,簡単に尤度関数が書けたりするものでもないようなので,できあいのパッケージソフトは使えない可能性が高い.ひゃあ.
図書館でうろうろしていたら個票の話が出ていたのでささっと読んだ.マイクロデータを使うとサンプル数がやたら大きくなり,帰無仮説を棄却しやすくなるが,それってほんとうにいいのか?という話.帰無仮説が係数=0で,推定結果が0.0001でかつ帰無仮説棄却,というのは,サンプル数が大きければない話ではないが,それって意味あるの?というのは確かに難しいところなんだろうなあとおもう.しかし頑健推定とかいわれてもにゃあ….マイクロデータを使う応用計量屋になろうとすると,ここらへんはしっとかないといけないのかなあ.むむむ.
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