ある大学院生の日記

2002年04月15日(月) 過去の日記についての反省

気づいている人は気づいているだろうし,べつにどうでもいいっちゃどうでもいいことなんだけど,ながながと会話を収録した1週間ほどの前の日記は,研究室の男の先輩が,男の後輩との会話のきっかけを逸していた,というただそれだけのはなしなので,いろいろと気を揉んじゃった人はごめんなさい.ウソは書いてないし,ちょっとしたいたずらだし,いまのところ本気で怒ったひとには会っていないからまあいいやとおもってるんですけど.だめですかねやっぱり.

本人には大問題でも僕から見たらなんてささいな,ということどもが,他人に比べて僕には多いようで,価値観がずれているといえば聞こえがいいけど要するに「なんてデリカシーがないんでしょうねまったくもうっ」と思われることが多いようだ.僕は僕の見方にそれなりに自信を持っているというとヘンだけど,なんちゅうか,そういう見方もあるじゃんやっぱりと思っているので,僕からみたらなんてささいな,ということで必要以上に激昂するひとをみると,なんて了見が狭いんだ,とおもってそういうひとにはなるべく近づかないようにしている.なお,僕が気にするようなことを気にしない人は,なんて感性が鈍いんだ,とおもってそういうひとにはなるべく近づかないようにしている,ということはない.そんなことをすると周りに誰もいなくなってしまう.でもやっぱり,必要以上に正しいことをやっきになって主張する人はやっぱり苦手だ.他人の話を聞かない人も嫌いだけど.

と,えらそうなことを言ってていいのか,と自分の胸に手を当てて考えてみると,最近丸くなってきたなあ(人柄が,ではない)ということを実感してしまうので,そういうことはしない.反省はするけど.いや,太ってきたことに対してじゃなくて.あ,それもあるけど(どっちなんだ).

というようなことをいらいらしながら考える羽目になったので,これはやる気がないなあいらいら,とおもったのだが,机に向かってひと眠りしたら,なんとなくどうでもいいような気がしてきて,ふつうに戻った.単に眠かっただけらしい.1次欲求に弱いなあ.

まあそれはそれとして,Carmichael, Lorne [1985] "Can unemployment be involuntary?: Comment" AER, 1213-1214 と,その続きの,Shapiro, Carl and Joseph E. Stiglitz [1985] "Can unemployment be involuntary?: Reply" AER, 1215-1217 はセットにして読むとおもしろい.数式もなくて,そのせいでちょっと分かりにくいところもあるけど.


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