ある大学院生の日記

2002年02月08日(金) 追試成功!

というわけで,うじうじと取り組んでいたHayashi-Prescottの追試に成功.Matlabファイルも公開しちゃうぞ.資本課税が入っているので,social plannerの立場から問題を解いてはいかん,ということに気がつかなかったのはオロカであった.しかし,効用関数がやや特殊な形をしているので,前回のshooting algorithmでは解けない,というあたりがややめんどかった.まあ終わったら何でもいえるな.わははは.しかし,追試ができたからなんだ,という話でもあるので…これがペーパーになるわけでもないしなあ.はあ.


まあそれはそれとして,昼間はIPSS(国立社会保障人口問題研究所のこと.名前が長いぞ)に,借りていた将来推計人口の資料を返しに行った.よくよく考えてみれば,コピーを取って返すだけなんだから,わざわざ2回行く必要はあまりなく,その場でコピーさせてもらえばよかったのだった.千代田線のなかでそれに気がついたので,図書館のひとに(昨日いた人のよさそうなおばちゃんではなく,おっかなそうなおねえちゃんだった.だからどうしたということもないのだが),「ここでコピー取れますか?」と聞いてみたら「あいにくコピーサービスはいたしておりません」と慇懃に断られてしまった.しかし,いまどきの図書室や,いわんやIPSSにコピー機がないとも思えない(ほんとになかったらゴメンナサイ)のだから,図書室の資料くらいその場でコピーさせてあげればいいのに,と強くおもった.待てよ,IPSSが引っ越す前,旧厚生省の建物の中にあったときに行ったときには,資料をコピーさせてもらったような気がするぞ.1枚30円とかだったけど.なんなんだ.
いやしかし,さらに考えてみれば(というほどのことではないが),内幸町なんだからコンビニやコピーサービス屋は近くにたくさんあるはずなのだ.だから,IPSSでコピーできない,とか怒っている暇があったら,そそくさとそういうところに駆け込めばよかっただけの話ではないか.なぁんだ.がっかり.はあ.
ということは,べつに昨日,「明日までに返してくださいね」といわれて,なにーそりゃたいへんだ〜,などと思う必要もなかったことになり,まったくもってウカツであった.
IPSSの図書室のコピー機を外部の利用者にも開放することが構造改革だとはとてもおもわないけど,行政サービスの質がうんぬんされる昨今にあって,やっぱりそういうのって,モンダイじゃないかなあ,とおもわないこともないのであるなあ,と霞ヶ関に沈む夕日を見ながら静かに思ったのでありました.


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