| 2002年01月07日(月) |
生存確率だと思うんだけどな |
今日も今日とて,こりこりと論文を読んだり(2本も目を通した.内容よりも方法論に興味があったので),プログラムいじったりしたのだが,やっぱし,生存確率が問題でしょう(なんだいきなり).Time-varying discount factorのモデルになるんだけど,解析的にはともかく,計算するときには生存確率の性質がけっこう発散や収束に関係するらしいし,そうだと思い始めた.老人期(2期モデルじゃないぞ)のほうの生存確率が小さい,たとえば0.2より小さくなったり,若者のときの生存確率が小さい,たとえば,0.9997より小さくなったりすると,発散しやすくなる気がする.Philippe Liegeois [1999] が40歳以下の生存確率を1にしたのはそのためではないか?しかし,
Docquier F. and Liegeois Ph. [1998] "Simulating computable overlapping generations models with Troll", International Troll '97 Conference Proceedings, Brussels
があるとたいそう便利だと思うんだけどなあ.どこにあるんだろーなー.おっ.8th International TROLL Users Group Meeting が開かれるらしい.スペインかよ〜.
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