ヘレンの日記
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今日は岐阜県、白川郷編♪
言わずと知れた、茅葺屋根のお家。 きっと、自然に根ざした、昔の人たちの生きる工夫だったんだろうな。 住む人の話によると、家の中にいると、夏は涼しく、冬は暖かい。 理想的だよね!! 当然だけど雨が入ってくることは、ない。
屋根の傾斜を見る限り、冬に雪が降ったら、落ちていく、または屋根 水分を、吸収していくしくみになってるんじゃないかなと思う。 見た目が綺麗だけど、家を維持することって大変らしい。 家の修理(特に屋根)は、村の人たちと協力して、やっと成し遂げられる 一世一代の大仕事って、確か、昔の同僚が言ってた気がする。
正直、ビックリしたのは、合掌作りのお家のある場所は、観光地にも なってるけど、皆さんのお家で生活の場所。 当然、近くに車も置いてあるし、洗濯物が干してある家もある。
世界遺産に登録されてるだけに、ずっとこのまま変わらないでいて 欲しい思いもある。けど・・・コストや利便性、機能を追求する現代。 もし私が、自分が住む家をこれから建てるんなら、昔ながらの家を 景観に超こだわって建てる余裕は正直ないと思う。
3連休だし、ここが世界遺産ということもあって、 カメラを持ってた〜くさんの人が訪れ、観光していた。 昔の日本は、地域の気候や時代に根ざした家を作ってきた。 縄文時代の高床式の家、夏は涼しく、冬には保温性のある校倉作り。 詳細は忘れちゃったけど武家作りや書院作り。
今でもそう。新潟県の豪雪地帯に行くと、屋根の傾斜がスゴイ。 雪が落ちやすいように考えられた屋根の形だと。 台風に襲われやすい南国は平屋だったり、屋根が比較的平たい。 そして岐阜は富山の一部は、茅葺の合掌作りだった。
日本って、本当に奥深い国だよね。 出かければ出かけるほど、魅力が見つかる。日本人でよかったなぁ。
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