ヘレンの日記
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| 2005年06月11日(土) |
クラッシャー&マイナー |
主人は私をいろ〜んな呼び方で呼ぶ。 その1つが「クラッシャー ヘレン」
「あれっ」と違和感を覚えたのは、19歳の時。 「お気に入りのジュース」がスターターかな? レモン系の、チョット薬臭い、炭酸飲料。 A薬局で発見。1ヵ月後に品がなくなった。 夏なのに・・・ Bコンビニでも店頭のが 終わったら入ってくることはなかった。 他にも数件、同じことが続く。
20歳で自動車学校に行く。校内の自販機で 「例のジュース」を発見。嬉しくて毎回購入。 免許取得2ヵ月後、懐かしくて自校に寄ると そこに「例のジュース」は無かった。泣
夏休み、友人が帰省。久し振りに会う。 私のジュースを見た友達は「あ〜」と絶叫。 「ほ? 何でそんな驚く?」 友人曰く「名古屋の酒屋で2年バイトして た間、1本も売れなかったジュース」とのこと。
店の売り上げ貢献と思い1本、彼女は買った。 「1口でギブアップ。よく飲めるね〜」と。 サッパリした彼女は、明るく言う。 ウソッ? その瞬間、いろんな謎が解けた。
今まで、どうしてあのジュースが次々と店から 消えて行ったか。私が買いあさった後は、 商品を発注する必要がなかったこと。 ↑ うすうす、感づいてたけど。
よく考えれば、ジュースだけじゃない・・・・ ジグソーパズル屋も市内から1年間で3件、閉店。 カラオケボックスも、数件。 お気に入りの飲食店も、宝飾店も・・
電話をかけると「この電話は現在使われていません。」 「お客様の都合により、おつなぎできません。」 だったり、知らずに店に買い物に行くと、白い張り紙 がはられ、シャッターが降りてたりってことが、必ず 3ヶ月に1回はあった。←多すぎない?
分析開始。ジグソーパズルに関しては、愛好家人口が それほど多くないし、これ1本で生計を立てるのは やはり厳しいかもしれない。現実的に。 確かに嗜好品の好みは、マイナーかもしれない。
プラス私は「お買い得情報収集」が結構、得意。 破格で提供してくれるお店情報も、持ってた。 利潤が十分なかったことが閉店につながったと思う。
故郷を離れ、新潟に越してきてわずか15ヶ月。 10年前と時代は変わり、生存競争は一段と厳しい。 店もいろんな試行錯誤をしており、数ヶ月ぶりに 行くと売り場が激変していることがある。
大手○○○電気に、1週間前に食品と雑貨を買いに行った。 いくら探しても「コーナーがない。」→撤去された。
大型量販店Dに行く。テナントとして隣に入ってる100均。 お気に入りだったのに、来週を持って閉店と掲示されてる。
主人に報告。「またお気に入りの店が無くなっちゃう。 ところで昔、行った中国語会話のCDを買った、あの 100均は無事かな?」
「あそこも、もう別の店に変わってるよ。」
ガ〜ン。たったの1週間で3件も。お気に入りのショップ や、コーナーの変化を知る。悲しすぎる。 まだ近隣の地形に詳しくない私は、本当に一部の店しか 知らない。なのに、そこに限って閉店するのはなぜだ??
主人に「クラッシャー」と、また最近、呼ばれている。 この話は結構、主人が昔、住んでた場所、大阪の バスケ友達の間で有名。前に飲みに行った時、話したから。
私を「マイナー」とニコニコ呼ぶ主人。 チョット待った。「だから、一緒にいるんじゃない 笑 私って、万人が好むモノより、一部の人が好むモノが 好きなのかも。人間もそうかもよ・・・」
やっと主人は、その意味に気づく。そして皆は大爆笑。 「悪かった。どうせ俺はモテナイヨ。←事実。笑」 そして、彼は「マイナー君」と、たま〜にだけど呼ばれる。
それにしても私の好みって、そんなにマイナーかな??
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