たまに××したり。
INDEX|これまで。|それから。
時の流れはどんどんと加速していき、思い出は走馬灯のように流れて行く。
息子が、大学の編入学で北海道へと旅立って行った。 べったりと甘えん坊だった幼い息子は、今はもう遠い記憶の彼方にしか存在せず、これから先の人生で、再び一緒に暮らすことはないのだろうと思うと、とてつもない切なさに襲われる。
離婚して住むところを探す際に、どうしても学区を変えたくないという息子の望みを叶えるために選んだのが今のマンションなのに、空いてしまった主をなくした部屋は、存在を失ったことが可視化され、虚しさに輪をかける。
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