同じ売り場のI君が、最近彼女でもできたんじゃないか、と言うウワサになり、
「うららさん、ちょっと聞いてみてくださいよ」
ってなんであたしが?と思いつつも、
「ねえ、最近なんかいいことでもあった?」
と聞いてみる。
「最近っすか?」
I君、そう言ったっきり固まる。
「I君?」
「ああ、考えちゃいましたよ・・・」
「イヤ、そんなに真剣に考えなくても・・・」
「いやあ、今日はいいことあったなあ・・・なんて考えたことなかったから。なんかありましたかねえ・・・」
1日の終わりに、ああ、今日はいい日だった、なんて改めて考えることって、確かにありそうでないかもしれない。
で、ユタカ君にその話をする。
「いいことかあ。うららさん、最近はいいことありました?」
逆に聞かれて。
「いいことねえ・・・。まあ、あったかなあ」
と、この間、あたしの頭の中に走馬灯のように浮かんだのは、こんなこと。↓
先日、娘の友達が遊びにきた。
「こんにちは。はじめまして」
一応よそ行きの笑顔で出迎える。
「ママ、Uちゃんがね、お母さん美人だね、だって」
おーっほっほっほ・・・高笑いのあと、
「ヤダわあ、ほんとのこといわれちゃった」
と言ってみたら、思いっきり引かれましたが。
思い出し笑いしてるあたしに、ユタカ君が
「いいっすねえ、うららさん、いつも楽しそうですもんね」
って、をい。
人を能天気みたいに。
「あ、そういえば、いいこと、思い出しましたよ」
「?なに?」
「俺、もうすぐ誕生日なんですよ。いひ」
「へえ、そりゃおめでとう」
「プレゼントくださいね」
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