バッグをひとりで担当することになって、はや1ヶ月が過ぎ、ただいま年に数回の大きなイベント、母の日セールの真っ最中です。
ここのところ売上が芳しくなく、本腰入れてがんばらないと、と思っている矢先の大きなイベントであるがゆえ、出来るだけ売りを取りたい。
そして、今週のセールはいよいよ最後のチャンス。ここで売れなければ、今年の母の日は失敗に終わるわけです。
後がないぞ、うららん、そう思うとかなりのプレッシャーで、きりきり胃が痛もうと言うもの、しっかりと売り場作りをしなければならないのですが、あたしの公休は火曜日。
セール準備は火曜日。
ということは前日の月曜日に出来るだけ準備をすすめなくてはならないということ。
月曜日はと言うと、発注もあり、しかも昨日は祭日、連休の最終日となれば、それはもう大変に忙しく。
本当なら、作業補助にはいっているKさんに指示を残して、何の気兼ねもなく休めればよいのだけれど、Kさん、指示されたことが指示された通りに出来ない人。
まして、今回のように広告商品が多いとなるとしっかりと売り場を作っておかなければ、ヘタしたら準備が終わらないかもしれません。
そう考えるといてもたってもいられず、必死で作業することになる。
今ある商品を動かして、広告商品のための場所を作る。効率よく動かさないと、余計に作業が煩雑になり、時間ばかりかかることになる。
刻々とせまる退社時間。このままでは残業も免れないか?とあせっているときに
「すいません、スーツケースのことでちょっと」
うわあ。。。勘弁してくれ。。。
と思いつつも、そこは笑顔で
「いらっしゃいませ。どういったことでしょうか?」
「ここの部分の汚れ、気になるんだけど、新しいのはあるの?」
「申し訳ございません、こちら現品になりますが、少々お待ちいただけますか?」
汚れてるったってそんなに目立つわけじゃないし、このクソ忙しいときに、、、と思いつつも、急いで何でも落ちる汚れ落としのクリーナーで汚れ部分をふき取り、新品同様にし、
「こちらでいかがでしょうか?」
サムソナイトの高いスーツケースを売ることに成功。
今日の売上がよくなかったから、これで一気に数字が上がったな、と内心ほくそえむヒマもなく、売り場替えを再開。
何とか終わるか?帰れるのか?と思っていたらまたしても、
「このスーツケースの色違いはないの?」
出てるだけだってばッ!(涙)
「そうですね、こちらお色のほうは出ているだけになりますね」
と納得してもらい、これまた1万5千円ほどのスーツケースお買い上げ。
この時点で退社10分前。
何とか売り場替えも済み、あとはKさんに作業内容の指示を書き残すだけ、となりました。
「分かり易いように書いておいてね」
と言われたので、それはもう、細心の注意を払って、5歳児にもわかるくらいの噛み砕きようで説明を図入りで書く。
心配で、公休だと言うのに、売り場をチェックしにいっちゃったよ。
そんなこんなで、来月からマネージャーにお願いして公休を水曜に変えてもらうことにしました。それならセール準備ものんびりできようと言うもの。
しかし、金曜の公休はそのままだから、土日月火の4連勤になりますが。
・・・見合った賃金が頂きたい今日この頃。
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