たまに××したり。
INDEX|これまで。|それから。
結局頭が回らないまま、のろのろと午前中が過ぎていき、その間、裏口のゴミを確認しようとして、ドアに思い切り前頭部をぶつける。 まさに目から星が出るくらい。
ああ、いよいよ、これは自分の体の感覚もおかしいぞ、 多分今日は一度はレジで打ち間違いするだろう、 と考えながら、仕事に向かう。
うちからお店までの道は、いったん坂を下ってしまえばずーっと平坦だ。 お店の近くには桜並木があり、春は満開の桜の下を花見しながら通うことができる。 今はちょうど葉っぱが紅葉し、落ち葉となって歩道に舞い落ちる。 季節は確実に移り変わっているんだなあ、、、などと物思いにふけりながら歩いていたら、突然右足がこけた。 本日履いていたのは7センチヒール。高からず、低からずで、歩きなれているのも関わらず、しかも何もない平坦な所で、だ。 こんな所で転ぶわけには行かない、と左足でふんばってみたものの、踏ん張りがきかず、そのままの状態では派手にずっこけること必至だったので、最終手段として両手を地面に付き、その場に座り込んだ。 ものの数秒で立ち上がり、何事もなかったかのように、それでもなぜか足は千鳥足、と言う、飲んでもいない真昼間、のろのろとお店に着く。
またしても、いい大人が情けない。。。
着替えて売り場に向かい、今日の段取りを考えるが、全く頭が働かない。 いきなりレジを打つことになって、割引率を間違えそうになる、 価格違いで打って、お客さんに気付かれ、打ち直しをする、など、先行き不安なので、今日はまったりと仕事をすることにしようと、バックルームにある新規商品を探しにいく。 セールの関係なのか、バックルームはスーツケースの山で、お目当ての箱が見つからない。 S野君に協力してもらって、ダンボールをひとつずつ移動していき、中身を調べていたら、積んであったダンボールがバランスを崩して、前頭部に激突。 そのときはあんまり何ともなかったのだけど、時間が経つに連れ、頭痛がしてきました。
「今晩のうちに遺書なんて書かないでくださいね。『S野君にダンボールぶつけられたのが死因です』とか」
と言われましたので、ここに書いておきます。 靴の入ったダンボールはものすごく重いんです。立派に凶器になると思います。
あたしのマイは非通知です。
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