たまに××したり。
INDEX|これまで。|それから。
腫れた頬の痛みに苦しみ泣く我が子を見て、かわいそうに、と思い、過去の自分の経験から、その痛みを慮ることは出来ても、彼の経験している真の痛みを知ることは出来ない。
人の立場に立って考える、とか、そう言うことも、やはり、自分の経験から想像することしかできないのであって、実際のところは当人にしかわからない。 それと同じで、自分を理解してくれるから、と言う理由で、誰かに依存しても、100%の理解はあり得ない。
誰かのために何かをしてあげる、と言う考えもまた、間違っているのだろう。してあげる。それはただの思い上がりもいいところだ。 本当に誰かのために、と思うのならば、してあげる、のではなく、したい、になるはず。
人は生まれたときからひとりだ。自分の痛みは自分だけのものであって、誰かに聞いてもらうことや、それに対して助言なりをもらうことは出来ても、答えを出し、決めるのは自分自身だ。
苦しんでいる人をサポートすることはできる。傍にいて、ただ見守るだけしか出来なくても。
あたしのマイは非通知です。
|