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2007年04月13日(金) ひとり日和

芥川賞受賞作である
青山七恵の ひとり日和

2時間かからず読めるこの本。
時間を見つけて読んでいた。



無気力のような、積極的になるのが恐いような
若い人にありがちな、一歩引いて自分を客観的に
まるで他人から見ているように捕らえて過ごしていく主人公。

20歳女性フリーターとまたよくある設定で
感情移入もしやすかった。
地方から高校卒業して上京してきて
なんとなくフリーターって感じか・・・。

主人公は盗癖などの影の部分や
男性とは別れを予想しながら付き合う虚無感が
いかにも現代の若い作者が書いた今時の女性。
俺の中で主人公は
あまり人間味を感じないクールなイメージ。

都心のど真ん中の駅から近い古い一軒家という
世間と少し隔離された空間で71歳の老女との
内の世界での二人暮らしをしながら
出会い、別れ、死を考え
「駅」のホームを通じて
外の世界に出る主人公や
外から内(家)を見る主人公が
巧みな情景描写で描かれている。



以上は俺の感想。



で、ひとり日和 で検索すると
専門家から個人のブログまで数多くのレビューがある。
絶賛から失望まで読む人の数だけ意見がある。

あぁこういう見方もあるなぁ
俺には無い視点だ、と
なかなか興味深い。


この書に対する村上龍、石原慎太郎の評価は高いみたいだ。
でも芥川賞と構えて読むと、うーんなんだか・・・。
俺には『博士の愛した数式』 小川洋子
を読んだときほどの充実感は無かった。
俺には著名人が選ぶ「芥川賞」という高尚なものより
本屋の店員さんが選んだ
「本屋さん大賞」のほうが身の丈にあってるのかもしれない。


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