日々雑感
DiaryINDEXbacknext


2002年12月30日(月) 星と雪のあいだで

父親の友人が来る。小さい頃から兄弟のように過ごしてきた相手だという。今は大阪に住んでいるのだが、帰ってくるたびに必ず2人して会っている。話していると風通しがよくなるような気がする人。

久々に会っていかにも嬉しそうな2人(母曰く「2人とも昔から純情青年だった」)を残し、夜、友人と今年の飲み納め。町に一軒きりの居酒屋は7時には既に満員。瓶ビールから始めて、赤、赤、白と、3人でワインを3本空ける。

帰り道。夜更け、しんしんと冷え込んで道路はすっかり凍っている。皆で歩きながら、何度も滑っては転び、その度に笑いながら起き上がり、また転ぶ。まさに酔っ払いの見本。

ものすごい星だ。オリオン座におおいぬ座のシリウス、プレアデス星団、星の光を明るいと感じるのは久しぶりだと思う。星があまりにも見えすぎて悲しかった。転んで笑いながら、なぜだか少し泣けてきた。


ブリラン |MAILHomePage