スーパーの店頭に黄色い一角、冬至コーナーが出来ているのだ。山積みの柚子、柚子湯用に袋詰めしたものなどの他に、なぜか入浴剤「バブ」の「ゆず」、それにかぼちゃ。柚子もかぼちゃも陽の光の色かもしれない。店内で、その一角だけ不思議に明るい。今日もあっという間に日が暮れた。夜よりも昼のほうが長くなる、折り返し地点はもうすぐだ。夜、銭湯へ。「22日は柚子湯」との張り紙。5月の菖蒲湯など銭湯行事はいろいろあるけれど、柚子湯がいちばん好きだ。いつも行く銭湯では、その日に必ずヤクルトを1本くれる。子どもみたいと思いつつ、それも嬉しい。