日々雑感
DiaryINDEXbacknext


2002年08月23日(金) 「北の国から」

友人と川沿いの繁華街にあるジャズ喫茶店へ行く。日中でも薄暗い店内は、そこだけ別の時間が流れているみたいだ。何時間でもいられそうな空気。音楽もマスターもいい。どのお客もすっと入ってきて、さっと出て行く。ものすごく自然に。

コーヒー1杯で延々と話す。通勤途中の車の中でエレカシの「ファイティング・マン」や「デーデ」など大音量でかけ、仕事前に気合を入れている話など聞く。話が尽きない相手と時間を気にせずに過ごせる幸せ。

夜、母親が「北の国から」の総集編を熱心に観ている。別のことをしながら眺めていたら段々と引き込まれ、結局自分もテレビのほうに専念。見覚えのあるシーンがたくさん出てきて懐かしい。それに音楽。「北の国から」が今のような大作になった理由の20パーセントくらいは、さだまさしの、あのテーマ曲にあるのではないか。映像と音楽が不可分に結びついた良い例だと思う(他に「スター・ウォーズ」とか)。

9月の放映で、ついに「北の国から」も最終話となるらしい。最後の場面には、きっとあのテーマ曲が流れるのだろう。それでもって、「やっぱり」と思いつつもじんとくるに違いない。


ブリラン |MAILHomePage