日々雑感
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2002年06月01日(土) 知らない街の夕暮れ

学会。電車に乗り、荒川を越えて行く。電車の窓からは、小学校のグラウンドで運動会が行われているのが見える。運動会シーズンか。

18時前にプログラムが終わる。外はまだ明るい。川沿いに駅までの道を歩く。知らない街の夕暮れ。整然と並んだ団地の壁が西日の色に染まっている。窓は開いているけれども、誰もいない。鳥の声だけ聞こえる。ニセアカシアの木が時折強く吹く風に揺れる。

駅に着くと、改札から出てくる人々の群れ。みんな、どこかから帰ってきた人たちか。日々の中で、出かけて帰るという行為を繰り返している。小さな円環。知らない街を経由しながら、どこか遠くまで行きながら、やっぱりいつも帰ってくる。けれど、とりあえずは帰ってくるこの場所もまた、ひょっとしたら「道の途中」かもしれないのだ。

CD店で視聴して一目惚れ(一聴き惚れ?)した「ザ・ベスト・オブ・ハンガリアン・ミュージック」をずっと聴いている。ハンガリーのレーベル、フォノー・レコードのアーティストたちの曲を集めたアルバム。ブラスに「泣き」のバイオリン、歌もよい。愛聴。



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