日々雑感
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自由が丘で友人とお茶。駅前の通りに、蕎麦猪口がたくさん積まれている店があるのを発見する。最近蕎麦猪口マニアという友人は一個購入。蕎麦によし、コーヒーを飲むによしで、確かに魅力的だ。
いろんな話をする。馬鹿話から、音楽の話から、歴史の話まで。言葉と言葉を交わすということ。うまく言葉が見つけられずにもどかしく思うことが多いけれども、何でもないことで、ときには真剣に、対話することは楽しい。
「言葉はとても即興的なもの」とある友人が言ったのを、今でもときどき思い出す。その即興性が前は怖かったけれども、最近はうまくいかなくてもいいではないかと感じる。「言葉」が人と関わるために自分たちに与えられた道具であるならば、それを大事に使っていこう。
お茶のあと、日の暮れかけた街をぶらぶら歩く。大きなガラスの器に水を張り、小さな浮き玉をいくつも浮かべた飾りを見つける。青い彩色がほどこされた陶器の浮き玉が涼しげ。夏の色だ。帰りは焼肉屋で話のつづき。そのあと、駅前の古本屋に寄り道。二人歩きの楽しさ。
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