日々雑感
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2002年04月20日(土) かつて同じ時間を共有した

夕方から恵比寿で友人の結婚パーティー。披露宴と2次会は3月に行われていて、今回はいわば3次会。新郎・新婦は同じサークルの先輩・後輩同士ということで、サークルの面々だけでのパーティーだ。それでも、30人以上集まる。

音楽サークルだったので、今回は楽器を持ちこみ、みんなで演奏しようという会である。乾杯もすませて、途中からは演奏大会。演奏する人、それを聞く人、食べる人、飲む人、みんな好き勝手に楽しんでいる。お店の人たちもはじめは「どんな集団やねん」という感じで眺めていたが、最後のほうは厨房の陰でいっしょに手拍子していた(見てしまった)。

音楽は不思議だ。音が流れるだけで、そのときの情景やら何やらが一気によみがえる。

お開きのあとは、近所の居酒屋でさらに4次会。お店の片隅に楽器ケースの山をつくり、結婚のお祝いという主旨を忘れて同窓会状態となる。ひととき集まってお互いに元気かと言い合う、それだけのことなのになぜだかいつもパワーをもらう。かつて、ある時間を共有したということ。その一点があれば、いつまで経っても、別々の道を行っても、そこまでたどって再び会うことができるのだ。それは何て幸せなことかと思う。

気分よく酔っ払う。勢いで、帰りがけによったコンビニで思わずまた缶ビールを買ってしまう。アルコール連鎖。しかし、飲むのは思いとどまる。何とか。


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