
目次|過去|未来
クリーニング屋さんにて待つ。何故か私の足の下にいる。 出しに行く時も取りに行く時も、コロを連れていきます。 お店のおばちゃんがコロを可愛がってくれるのだ。
遊ぼうよ〜♪
コロは、どこで生まれてどんな人に育てられたんだろう。 時々ふと思う。
10数年前、親子4人で東京で社宅住まいをしていた私たち。 ある寒い雪の日に、突然我が家の玄関に首輪をつけた犬が現れた。 誰も餌もあげていないのに、何故か3階の真中にある我が家に。 第一印象「やせててキツネみたいな迷い犬だなー」 ずっとごはんも食べていなかったんだろう。
でも気がついたら居なくなっていて、そしてまた次の日どこからか現れた。 あまりに可愛そうなので、近所を「飼い主探し」したけれど見つからない。 本当は社宅では飼ってはいけないのだが、飼い主が見つかるまで我が家の玄関にいることになる。 この時、「コロ」という名前をみんなでつけたのです。 ほんとは違う名前だったんだろうね。
でもある日、コロは同じ社宅の小さな子供に噛み付いたのです。 そして、その子の親に「狂犬病だったらどうしてくれるんだ!保健所につれてけ」と怒鳴られ、いよいよ社宅にいられなくなりました。
そんな会話が交わされている横で、シュンとしていたコロ。 どうしても保健所には送りたくなくて、母が大阪の祖母に電話をした。 泣きながら「お願いだから飼ってあげて」と懇願。 「それなら連れておいで」
そうしてコロは、東京〜大阪間車で8時間、揺られてきたのです。 それから暫くは、祖母に飼われることに。 当時は庭で飼っていたので、雄犬がしょっちゅうコロを襲いに(?)きて、追っ払うのに骨が折れると祖母は言っていました。 モテモテだったのね!
そして数年後、私たち家族も大阪に引越してくることになり、コロとの生活がスタートしたわけです。
保健所に連れてけ話が出たときのコロの顔が忘れられない。 そして、なんでたくさんある家の中で3階のうちまで来たのか。 考えると不思議です。
でもきっと、コロの性格からして大事に育てられた犬だっただろうと思われる。 捨てられたわけではなくて、例えば老人に飼われていて飼い主が亡くなってしまって、仕方なく家出をしたとか・・・ 我が家では、そんな推測をしています。
こんなきっかけで出会った犬が、今では家族みんなの宝物になってるからすごいなーと思う。 長生きして恩返ししてくれてるんだな、って思うといとおしい。
今も横でスヤスヤ眠っている。 ほんとーに、コロといつまでも一緒にいたい。 いやぁ、長い親ばか日記ですみません。
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