無題 - 2004年05月07日(金) 私、けっこう偽善者です。 そう呼ばれてもいいですよ。それであなたが笑うなら。 悲しい人がいるの嫌です。 自分ならいくらでも悲しむけれど、悲しんでいいけど、 他人が悲しんでいるの嫌です。 私、あんまり感情がないほうかもしれない。 結局のところ、自分が悲しいのかうれしいのか、 淋しいのかどうでもいいのか楽しいのか悔しいのか よくわかりません。 でも、世の中にはそんなでたらめに生きている私なんかより、 ずっと苦しんでいる人が、たくさんいるらしい。 世界中のすべての人が、心から笑っていられる時代なんて、 当分来そうにないし。 そんなの、変だよね。なんか。 変って言うか・・・単純に嫌だ。 そんな人たちのために、何もしてあげられない私も嫌だ。 私は元気に生きている。どうして? 私、ちっとも死にたいなんて思わない。 自分で自分を傷つける人の気持ちがわかってあげられない。 でも思う。んです。死なないでほしい。それだけ。 楽になるんですか。その人にとって、幸せになれるんですか。 止めないほうがいいんですか。 私はどうしたらいいんですか。 私、ワガママですか。 私、考えはいつも間違っています。 だから、今回も間違いでしょうか。 あの人の願いがそうならば、私は笑顔で見送るべきなのでしょうか。 できないんですけど。 あの人の望みを叶えてあげられない私は、ダメな人間です。 世界中の人が私に、ダメ人間の称号を押してくれてもいい。 みんなで馬鹿にしていいよ。クズにしていいよ。 感情、私にはそんなにないから。きっとそれでも元気でいるよ。 だから、そうしてもいいから、あなたは死なないでいてくれますか。 助けてほしいのはあなたのことですか。 それとも、私自身でしょうか。 -
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