過失軽薄日記
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管理人は現在杭州にいますが、どこにいようとうすらオタク気味です。 2008年頭に帰国予定。大陸に至った経緯は2006年3月22日あたりをご覧ください。

文中でリンクされている箇所は別窓で開きます。

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2006年03月25日(土)/スリルは多め。

中国の語学留学生は、たいてい大学の寮に入ることになっているのですが、私が申し込んだときにはすでに満室であったため、学校付近のアパートに暮らすことになりました。実は、私は大学も職場も実家から通える場所にあったため、ずっと実家暮らしでありこれまで一人暮らしをした経験がありません。生まれて初めての一人暮らしが海外でのそれだというのは、よく考えるとわりと豪胆な感じですが、私の場合はいろいろとフォローしてくださる人(私に二胡を教えてくれる先生。以下S老師)が得られたのでそれほど大変でもなく中国暮らしを満喫しているのでした。

まあ、来て早々温水器の水管が壊れて水漏れしたり、電灯をつけすぎたら洗面所の電灯が破裂した挙句電気がつかなくなり、驚きつつも途方にくれていたら実はブレーカーが落ちていただけであったり、しかしそうであってもブレーカーが落ちるときはどこかを道連れにするのが不思議でありつつ恐ろしかったり、杭州に来てすぐでまだ布団ぐらいしかない時にS老師が用事で一週間ほど不在となり、外部との連絡手段が一切ないまま放置状態となり途方にくれたり、こっちの人のアグレッシブな交通方法に翻弄されて命の危機を感じて途方にくれたり、いろいろありましたが、今となってはいい思い出です。

私は元来どちらかというと単独行動派なので、一人住まいも思いのほか快適です。誰の邪魔も入らないというのは素晴らしい。困りごとが無くとりあえず健康だからこそなのかもしれませんが。しかし、これまでずっと猫と暮らしていたため、猫なしの生活というのも生まれて初めてなのであり、ときおり痛烈な猫不足を感じることがあります。ああ、猫はいい。我が家の猫らは元気にしているだろうか。

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ヤケパチ |電信家頁

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