過失軽薄日記
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管理人は現在杭州にいますが、どこにいようとうすらオタク気味です。 2008年頭に帰国予定。大陸に至った経緯は2006年3月22日あたりをご覧ください。

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2006年01月30日(月)/激しい監督とさらに激しい役者3/片腕必殺剣(ネタばれあり)

さらに続きです。引き続きちょっとネタばれしているので視聴予定の方はご注意ください。
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…あれ?意外と普通だった…?いやすごく面白いことは面白かったんですが、面白いだけだった…?ジミーさんもとてもかっこいいだけだった…?

いや、決して不満なわけではないのです。腕を失った悲しみや悔しさとか、それでも娘さんに諭されて普通に暮らそうとするところとか、しかしながら武術の世界も捨てきれず惹かれている様などが伝わるジミーさんはとても良かったです。終わり方も明るさがあって好きです。むしろ、いろいろな人に受け入れられそうです。
が、冒頭ツンデレのツンツンが限界を突破するというサプライズこそあったものの、やはり想定したものと違っていたので調子が狂います。何より死人が少ない印象です。いや師匠のお弟子や長臂神刀の一味らは気前良く死亡しているので少なくはないのですが、メインの人物はみな生き残っており大変意外でした。最低一人乃至ほとんど死んでいませんでしたか?派手な効果音がついていないせいか、戦闘シーンもやたらのんびりした印象です。そして女子と農家をやるため旅立つ終わりはなんだか建設的でとまどいます。もっとこう、未来を捨て去った破滅的な感じではありませんでしたか?おまけに劇中、ツンデレと農家の娘さんとジミーさんで一瞬三角関係めいたものまで生じています。どうしたんですか?
この片腕必殺剣は67年製作とのことで、張徹導演が力の限り炸裂したヴェンジェンスより前の作品であることもあり、やはりこの頃は覚醒前だったということなのでしょうか。なんだ覚醒って。

とはいえ、腹を切られて死ぬ人はやはり続出していました。張徹式はこのころから息づいているようで少し安堵。それにしても、せっかくまともだったのにかえって落ち着かないなんて私はどうかしてしまったのでしょうか。



















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ヤケパチ |電信家頁

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