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■ 何気に裁判って面白い…
仕事場で知り合いの先生からスポーツ新聞を回してもらって、 よく読んでるんだけど、その中の一つに とある出版社がわいせつ物の件で逮捕されたという小さな記事が… しかも、それはコミックだという。 漫画がわいせつ物認定されたのは今までにないケースだ、という内容に思わず頭を抱えた。
…有害指定の法律を急遽設定したりだとか、混乱を極めている漫画業界になんつー、せんせーしょなるな問題だよ…。
気になりつつも、登録しているメーリングリストでは何も情報が入ってこなかったので、 「コミックっても、きっと付録とかそういう実写の部分が引っかかったのだろう」とか、 「あまり騒がれてないから関係ないのか」 とかってそのまま放置してたんだけど…
このサイトからリンクしてある「東京都漫画規制条例反対」サイトさんに詳しい情報が載ってありました。
……全然関係なくないじゃんかよ!?( ̄□ ̄;)!
まだ全部は読み終えていないんだけど、裁判の議事録がメチャメチャ笑えます。 途中、オタク論にまで発展していて…w
ほら、裁判っていったらさぁ。 かたっくるしい空気の中つっまんない憲法の内容がぐだぐだ述べられるっていうダケのイメージじゃない?
逆転裁判の体験版とかプレイしてて、「意義あり!」っていう瞬間とか、ちょっとだけ興味を持っていたのは確かなんだけどさぁ。
…まさか、こんなに面白いだとは……w
お勧めは松文館裁判サイトの下のほうにある、 第7回公判の証人:斉藤環氏
ショタ同人誌を法廷内で見せ合いっこする始末…(笑)
転載自由だということなので、その部分を抜き出すと…
【以下、松文館裁判サイトより引用】
弁護人:それでは添付資料の2ページ、男の子探求会発行の「Boys be deliciouce」と書いてあるページを示します。
さて、今回のメインイベント。山口弁護士が証言台に歩み寄り、コピー用紙を渡す。 同じものは裁判長と検察官にも配付されていて、各自がそれをめくって閲覧する。 これがすごい。 こういう場でこういったものが閲覧されたのは史上初なのではないだろうか?
添付資料を見たい方はこちら (注意:性行為そのままを描いた「やおい系」同人誌の1ページです)
弁護人:これは何でしょうか? 証人:これはあの、先程から申し上げております、オタクと呼ばれる場としてのコミックマーケット、同人誌を売ったり買ったりする場があるのですけれども、そこでごく一般的に売られている同人誌の一部です。 弁護人:それで、これは同人誌のなかでなんというジャンルですか? 証人:これはショタというジャンルでありまして… 裁判長:な、なんですか?
場内、どっと爆笑。 なぜ笑いのツボなのかも、裁判長さんにはわからないと思う。
証人:同人誌ですか? 弁護人:いやショタが…。
このオタクどもは、ここをどこだと思ってるのだろうか。 ショタがコミケだ凌辱だという単語がさらっと出てくることが正常である世界と、異常である世界が接触する様は実に喜劇的だ。 左右をふりかえれば、傍聴席のいたるところでこらえ切れない笑みが吹きだしている。
堅苦しいハズの法廷内に行きかうショタ本… なんてシュールなんだ…(大笑) 最初のほうとか、堅苦しくて読み難かった分、ツボ。 規制だ何だってあんまり気にしないまま普通に読み物として楽しんでしまいました。 だっておもろいんだもんよ。
こんな腐りきった世の中。 何事も笑い飛ばしていくしかないでしょう。もう。 くだらないこと。ばかばかしいこと。アホみたいなこと。 そんな中から楽しみを見つけていくのが、これからのいい生き方なんだろうな…
ε-(;ーдー)ハァ
そういえば、ココの出版社ってテニプリのアンソロジーも出してるんだよね…。 今回の裁判で会社がつぶれかけてるみたいなこと書いてあったけど、頑張ってほしいなぁ…。
2004年01月17日(土)
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