、まとめ
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こあらの見た風景(要はブログ)
スタートしました。
2006年05月14日(日) |
エリザベートを観てきました |
エリザベート。
しばこあら夫婦の間で、常に別格に扱われるミュージカル。
散歩中、エリザベートが開演していた帝国劇場の前を偶然とおりかかり、
宝塚でもやっていたから、一度は観てみようかと、
当日券を買って東宝版を観たのは、いまから4年前。
そのときから、我が家はエリザ色に染まっております。
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で、過去の公演はすべて帝国劇場なんですが、
今年は帝劇の改装工事中のため、日生劇場で公演。
そもそも東宝ミュージカルの中でも人気の演目。
昨年、帝劇で1ヶ月だけ公演したとき、しばこあらは完敗。
日生劇場って、帝劇に比べたらかなり小箱なんですよね。
でも、今年は取れたんです!!!!!山口(祐一郎)トートが。
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日曜日に観劇してきました。
感想を箇条書きすると。。。
1.山口トートは、やっぱり凄かった
ミュージカルをよく見る人なら、名前を知らない人はいない
(と思われる)舞台俳優・山口祐一郎。
山口バズーカとも評される圧倒的な歌唱力とそれに負けない演技力。
「モーツアルト!」で初めて山口さんを見たけど、脇役。
主役だとどうなるのかなぁと思っていたのですが。。。
やっぱり、バズーカでした。でも、ちゃんと緩めることも知っている。
良くも悪くも存在感のある人ですが、
こあらは満足したのでした。
2.浦井君は歌が上手くなっていた
重要な役割でありながら、出演時間は短い皇太子ルドルフ。
これを担当したのが、浦井君。
ダンスはいいんですよ。元・仮面ライダーだし、若いし。
でも、前回(4年前)は、歌がちょっとね~と思っていたんです。
で、今回。久々に彼の歌声を聞いたのですが。。。
明らかに上手くなっていた。いろいろなトレーニングをしたのかな。
男声って、声変わりを過ぎても30前までは、変化するもんだそうな。
今回の浦井君の声には、張りと落ち着きと自信が感じられた。
ヨッシー(井上芳雄)も、そうだった。
このまま、上手く育ってくれるといいな。
3.一路真輝は輝いていた
宝塚初演のときから、ずっとタイトルロールをはっているこの人。
観るたびに大きくなっているような気がする。
劇前半の「エリザベートの少女時代(14・5歳)」を演じるのは
ちょっと無理が来たかなぁ。。。という気もするけど、
歌舞伎では、赤姫(お姫様役)を70歳過ぎのおじいさんがやるし、
それでもオペラグラスで拡大しなければ
芸の力で若いお姫様に見えるように、一路真輝も拡大しなければ、
十分少女だった。少女らしくお姑に歯向かっていた。
ただし、2年前の演出では、少女時代にベンチを飛び越えていたのに、
今回はそのシーンはなかった。それはいたし方あるまい。