、まとめ
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こあらの見た風景(要はブログ)
スタートしました。
2005年02月13日(日) |
ぶらぶら〜っと唐招提寺展 |
3連休最後の日。
さて、どこに行こうか。
しばさんを家に残してふらっと街に出る。
特に目的があったわけではなく、向かった先は上野。
そういえば、唐招提寺展をしていたなぁと思いつき、
向かうは、東京国立博物館。
ポスターで金堂の本尊が来ていることはわかっていたけど、
それ以外の情報を下調べすることなく、とりあえず入ってみる。
会場についてビックリ。結構な人がいる。
それでも会場の混雑をそれほど感じなかったのは、
展示されているものが、大きなものなので、
絵巻物なんかと違い、近くによる必要がないから。
それでも、近くに寄れないほど混んでいるわけでもなく、
また、ガラスケースに入っているわけではないので、
かなり近くから貯めつ眇めつ眺めることができました。
彩色がうっすら残っているところ。
「彫り物」なのに、衣紋がやわらかく揺れているところ。
皆さん思い思いの位置で、金堂を意識した展示になっている
仏像を眺めていらっしゃいました。
学生時代、唐招提寺に行ったとき、当然金堂で盧舎那仏像を
拝んでいるはずなのですが、どうして、またお会いした気が
しなかったのかなぁ・・・。
隣の千手観音のほうが僕のメインだったからかな・・・。
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途中の展示室には、出土品などの細かいものがあったのですが、
それはスルーして、向かうは、御影堂の障壁画&鑑真和上像へ。
障壁画を描いたのは、東山魁夷。
だから、とっても青がキレイ。
平面に描かれている絵のはずなのに、
水が、雲が、立ち上がってくるように見えました。
そして、鑑真和上坐像。
ご本家でも年に1度、命日をはさんだ3日間しか開帳されない坐像。
拝見するのは初めて。
残念ながら、ガラスケースの中でしたが、
瞑想する端正な佇まいによって、無駄なものが一切ない清浄な世界と、
体の中から沸いてくる「徳」で、あたり一面がおおわれていました。
・・・う〜ん、思いがうまくかけない。
かけばかくほど、別のものになっているようなきがする。
自分の文章力のなさの故なんだろう。
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今回の展示、中心は以上の2つです。
展示品は少ないですが、そのぶんゆったりとした
時間が流れますよ。
お近くの方は、ぜひ。