今日のこあら
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こあらの上海旅行記(まとめ

こあらの見た風景(要はブログ) スタートしました。


2004年09月20日(月) 本屋に見る少子化

 村上春樹や吉本ばなな、江戸川乱歩といった「読書の王道」の著作に、
ほとんど興味がないこあらにとって、「最近読んだ本はなんですか?」
の質問は、ただの拷問である。

 もちろん、本当のことを答えても差し支えない場合もある。
しかし、この質問は、あまり親しくない人同士が「相手の性格や
傾向をさぐる」(または、間を持たせる)のが重要な要素だから、
本当の答えは、最悪の事態を招くこともあるかもしれない。

 しかたがないので、過去に目を通した本の中から「期待にこた
えられる本」を何冊か、話のネタストックにいれ、相手に合わせて
回答することにしている。これが、大人というものである。
 
 さて、今日、サブカル本、ハウツー物がたくさん積んである
コーナーを歩いていると、昔お世話になった参考書の著者の名前が
目についた。社会人向けの英語や経済、文章作成法といった類の本を
予備校の講師が書いている。

 確かに、しばこあらなどの「団塊ジュニア世代」が社会人だもんな。
そろそろ、昔の不勉強を後悔してくる年頃なので、この世代をターゲッ
トにする本なら、「昔使ったことある本の著者」というのは、効果的だ
とおもう。

 でも、これだけ社会人に向ける本に力を入れるということは・・・
(本来の)学習参考書市場が狭くなったということか。確かに、学研の
「大人の」化学も、少子化で本来のターゲットのパイが小さくなった
から、「昔の」子供にターゲットを広げたんだもんな。昔の子供は、
今、お金持っているし。「大人買い」できるし。

 街を歩いていて、休日になると「少子化はどこへ?」というくらい、
ガ・・・お子様が闊歩しているんだけど、こういうところが、少子化の
あらわれなのかもしれない。

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 なお、いまこあらが読んでいるのは、「誰も知らない声の不思
議・音の謎」という、鈴木松美の本。名前は知らなくても、鈴木さんの
顔は皆さん知っている人だと思いますよ。
 ・・・僕がどんな本を読んでいると、思いましたか?


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