、まとめ
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こあらの見た風景(要はブログ)
スタートしました。
村上春樹や吉本ばなな、江戸川乱歩といった「読書の王道」の著作に、
ほとんど興味がないこあらにとって、「最近読んだ本はなんですか?」
の質問は、ただの拷問である。
もちろん、本当のことを答えても差し支えない場合もある。
しかし、この質問は、あまり親しくない人同士が「相手の性格や
傾向をさぐる」(または、間を持たせる)のが重要な要素だから、
本当の答えは、最悪の事態を招くこともあるかもしれない。
しかたがないので、過去に目を通した本の中から「期待にこた
えられる本」を何冊か、話のネタストックにいれ、相手に合わせて
回答することにしている。これが、大人というものである。
さて、今日、サブカル本、ハウツー物がたくさん積んである
コーナーを歩いていると、昔お世話になった参考書の著者の名前が
目についた。社会人向けの英語や経済、文章作成法といった類の本を
予備校の講師が書いている。
確かに、しばこあらなどの「団塊ジュニア世代」が社会人だもんな。
そろそろ、昔の不勉強を後悔してくる年頃なので、この世代をターゲッ
トにする本なら、「昔使ったことある本の著者」というのは、効果的だ
とおもう。
でも、これだけ社会人に向ける本に力を入れるということは・・・
(本来の)学習参考書市場が狭くなったということか。確かに、学研の
「大人の」化学も、少子化で本来のターゲットのパイが小さくなった
から、「昔の」子供にターゲットを広げたんだもんな。昔の子供は、
今、お金持っているし。「大人買い」できるし。
街を歩いていて、休日になると「少子化はどこへ?」というくらい、
ガ・・・お子様が闊歩しているんだけど、こういうところが、少子化の
あらわれなのかもしれない。
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なお、いまこあらが読んでいるのは、「誰も知らない声の不思
議・音の謎」という、鈴木松美の本。名前は知らなくても、鈴木さんの
顔は皆さん知っている人だと思いますよ。
・・・僕がどんな本を読んでいると、思いましたか?