、まとめ
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こあらの見た風景(要はブログ)
スタートしました。
2004年07月27日(火) |
中国という国〜上海旅行まとめ〜 |
旅行記は初日しか書いていないのですが、
思ったことをまとめておこうかとおもいます。
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最近、うちの会社でもようやく、
中国市場へ向けてうってでるぞという機運がもりあがっています。
ただ、法務をあずかる身からすれば、
原則として、外国製の暗号の輸入を禁止している御国で、
法治国家体制になろうとしているけど、今だ中途半端な国なので
気持ちはわかるけど・・・どうしてそこまで?という
気分がありました。
それでも、6月の終わりに上海を旅行して、
現地の空気を吸うと、短い滞在の間にも、
見えたことがありました。
2月に行った香港でも、華僑の勢いには圧倒されていたのですが、
上海は、それをはるかにしのぐものでした。
次々と建設される高層ビルに、高速道路。
ほとんど日本人と大差ない服を身にまとい、
高級品をもちあるく現地の人。
少々「仏つくって魂入れず」のところのありましたが、
それでも、街そのものに「上昇するぞ」という勢いがあるのに、
とても圧倒されました。
「確かに、ここにはビジネスチャンスが転がっているな」
中国にいきたがる会社の人の気持ちが、少しわかりました。
中国と比べると、日本って若さがないですね。
数年後にオリンピックと万博を開催する中国。
街の雰囲気は、ちょうど両親が今の自分達の世代だった頃、
つまり30年くらい前の、高度成長真っ只中の日本に
似ているんだろうねと、しばこあらで話しました。
・・・・・・
だからといって、僕は中国に住もうとは思いません。
たぶん、観光でいっているから、いいところだけがみえるのでしょう。
勢いはあるのですが、中国人のズルさと言うか、したたかさというか、
そんな空気を感じる限り、住む気にはなれないでしょう。
というより、
中国という国は、良しにつけ悪しきにつけ、これからの日本に
おおきな影響をもらたしつづけるのだけは間違いがないと、
そんなことをおもった上海旅行なのでした。